訪問者のためのリアルタイム対話式オファーの定義

Campaign で定義したオファー・テンプレートに基づいて、Interact から訪問者に提示するリアルタイム対話式オファーをセットアップできます。

重要: 現在は、Interact はオファー・リストをサポートしていません。

Interact に関するオファー・テンプレート要件

対話式オファーを作成するときに使用するオファー・テンプレートを定義する場合は、以下の要件に注意してください。

  • Interact によって使用されるすべてのオファーについて、インタラクション・ポイント (IP) ID オファー属性およびインタラクション・ポイント名オファー属性を有効にする必要があります。それらの属性は存在していなければならず、それらのデータは実行時に自動的に追加されるので、定義されているデフォルトの IP ID オファー属性および IP Name オファー属性がオーバーライドされます。IP ID は内部 ID であり、IP Name はオファーに関連付けられているインタラクション・ポイントの名前です。これらのデータはレポート作成のために必要です。

  • オファー・テンプレートを定義する際に「このテンプレートから作成したオファーをリアルタイム対話で使用できます」を有効にしなかった場合でも、そのテンプレートから定義されたオファーを処理ルールで使用することができます。このようなオファーには、オファー非表示を使用できます。ただし、Interact はそれらのオファーをレポートに含めることはできません。

  • オファー・テンプレートにオファーの有効日と満了日が含まれている場合は、「フローチャート実行日付」を基準にしてそれらの日付を定義することができます。例えば、「オファー有効日」が「フローチャート実行日」になるようにすることができます。そして、有効日の数日後にオファーが期限切れになるようにすることができます。対話式フローチャートの場合、「フローチャート実行日付」は、ランタイム環境によってオファーが勧められてタッチポイントで表示される日付です。

オファーと命名規則

Campaign のオファーをタッチポイントにおけるオファーにマップする際には、命名規則の一部として使用できる情報に留意してください。例えば、簡単に参照できるようにするために、すべてのバナー広告をオファー・コードと同じ名前のファイルに保存することをお勧めします。

オファーと処理ルール

処理ルールで使用するオファーを変更する場合は (回収済みオファーを含む)、そのサーバー・グループに関連付けられているすべての対話式チャネルを再配置する必要があります。サーバー・グループ上の対話式チャネルが再配置されると、変更が有効になります。

オファーと Interact API

オファーを作成するときには、Interact API で、そのオファーに含まれている以下の情報を参照できます。

  • カスタム・オファー属性
  • オファー・コード
  • オファーの説明
  • オファー有効日
  • オファー終了日
  • オファー名
  • オファー処理コード

オファーの承認または拒否をログに記録する postEvent 呼び出しを作成する場合には、オファー処理コードを含める必要があります。ただし、クロスセッション応答トラッキングを有効にすると、処理コード、オファー・コード、またはご使用の環境に特有のカスタム・コードで突き合わせを行うことができます。クロスセクション応答トラッキングについて詳しくは、「Interact 管理者ガイド」を参照してください。

Interact API の nameValuePair クラスを使用して、カスタム・オファー属性を定義するか、またはそれらの属性のデータを取得することができます。