環境変数の設定

Interact 設計時環境とランタイム環境をアップグレードするため、setenv ファイルの環境変数を設定します。

このタスクについて

setenv ファイルを編集して、Interact アップグレード・ツールで必要となる環境変数を設定します。

Interact 設計時環境の場合、ファイルは Interact 設計時環境インストールの Interact_Design_Environment_Install_Directory/interactDT/tools/upgrade ディレクトリーにあります。Interact ランタイム環境の場合、ファイルは Interact ランタイム環境インストールの Interact_Runtime_Environment_Install_Directory/tools/upgrade ディレクトリーにあります。

詳しくは、setenv ファイル内のコメントを参照してください。

以下の表に、setenv ファイルで、Interact 設計時アップグレード・ツール用に設定する必要がある環境変数について取り上げます。

表 1. Interact 設計時環境の環境変数
変数 説明
JAVA_HOME

新規 Campaign インストールによって使用される JDK のルート・ディレクトリー。

例えば、次のようになります。 <Installation_HOME>/jre

JDBCDRIVER_CP

JDBC ドライバーが入っているディレクトリーへのパス。JDBC ドライバーへのデフォルト・パスは JDBCDRIVER_CP です。アップグレード・ツールを実行するときにこのパスをオーバーライドできます。

Marketing Platform のインストール時に使用したのと同じ JDBC ドライバーを指定してください。

JDBCDRIVER_CLASS

JDBC ドライバーのクラス。JDBC ドライバーへのデフォルト・クラスは JDBCDRIVER_CLASS です。アップグレード・ツールを実行するときにこのクラスをオーバーライドできます。

JDBCDRIVER_URL

JDBC ドライバーの URL。JDBC ドライバーのデフォルト URL は JDBCDRIVER_URL です。アップグレード・ツールを実行するときにこの URL をオーバーライドできます。

ERROR_MSG_LEVEL

希望するロギング・レベル。 有効値は以下のとおり (リストは冗長レベルの高い順)。

  • DEBUG
  • INFO
  • ERROR
  • FATAL
LOG_TEMP_DIR

移行ツールがログ・ファイルを作成するディレクトリー。

LOG_FILE_NAME

アップグレード・ツールのログ・ファイルの名前。

以下の表に、 setenv ファイルで、Interact ランタイム・アップグレード・ツール用に設定する必要がある環境変数について取り上げます。

表 2. Interact ランタイム環境の環境変数
変数 説明
JAVA_HOME

新規 Interact インストールによって使用される JDK のルート・ディレクトリー。

JDBCDRIVER_CP

JDBC ドライバーが入っているディレクトリーへのパス。JDBC ドライバーへのデフォルト・パスは JDBCDRIVER_CP です。アップグレード・ツールを実行するときにこのパスをオーバーライドできます。

JDBCDRIVER_CLASS

JDBC ドライバーのクラス。JDBC ドライバーへのデフォルト・クラスは JDBCDRIVER_CLASS です。アップグレード・ツールを実行するときにこのクラスをオーバーライドできます。

JDBCDRIVER_URL

JDBC ドライバーの URL。JDBC ドライバーのデフォルト URL は JDBCDRIVER_URL です。アップグレード・ツールを実行するときにこの URL をオーバーライドできます。

ERROR_MSG_LEVEL

希望するロギング・レベル。 有効値は以下のとおり (リストは冗長レベルの高い順)。

  • DEBUG
  • INFO
  • ERROR
  • FATAL
LOG_TEMP_DIR

移行ツールがログ・ファイルを作成するディレクトリー。

LOG_FILE_NAME

アップグレード・ツールのログ・ファイルの名前。

SSL アップグレード用の環境変数は、Interact 設計時環境とランタイム環境の両方で必要です。

以下の表に、設計時環境とランタイム環境で SSL アップグレードをサポートするために設定する必要がある環境変数について取り上げます。

表 3. SSL アップグレードをサポートするための環境変数 (ランタイム環境および設計時環境)
変数 説明
IS_WEBLOGIC_SSL

ターゲット・システムのサーバーへの接続で SSL を使用する必要があるかどうか。有効な値は YESNO です。値を NO に設定した場合、残りの SSL プロパティーを設定する必要はありません。

BEA_HOME_PATH

ターゲット・システムの WebLogic サーバーがインストールされている場所へのパス。このパスで、license.bea ファイルを指す必要があります。ターゲット・システムの WebLogic サーバーがスクリプトをローカルで使用できない分散環境で Interact をインストールする場合、license.bea ファイルをいずれかのフォルダーにローカルにコピーし、この環境変数を使用してそのフォルダーのパスを指定します。

SSL_TRUST_KEYSTORE_FILE_PATH

ターゲット・システムの WebLogic サーバーで SSL を構成するために使用されるトラストストアのパス。信頼証明書は、この場所に保存されます。SSL_TRUST_KEYSTORE_FILE_PATH 変数は、SSL ハンドシェークに使用されます。

SSL_TRUST_KEYSTORE_PASSWORD

ターゲット・システムの WebLogic サーバーで SSL を構成するために使用されるトラストストアのパスワード。パスワードがない場合、"" に設定するか、何も設定しません。SSL_TRUST_KEYSTORE_PASSWORD 変数は、SSL ハンドシェークに使用します。