WAR ファイルから WAS への Interact の配置

WAR ファイルから WAS に Interact アプリケーションを配置することができます。

始める前に

Interact を配置する前に、以下のタスクを実行してください。

  • ご使用の WebSphere® のバージョンが、必要なフィックスパックまたはアップグレードも含めて、「推奨されるソフトウェア環境および最小システム要件」の資料に記載された要件を満たしていることを確認します。
  • WebSphere でデータ・ソースとデータベース・プロバイダーを作成したことを確認します。
  • Campaign.war ファイルを次の場所へ配置するには、以下の手順に従ってください。

    IBM Websphere Application Server 8.5.5.x フィックスパック 9 以下のバージョン

    a) <app_server_install_directory>/properties の場所に移動します

    例: /data/webservers/IBM/WebSphere8.5.5/properties

    b) 「amm.filter.properties」ファイルを「com.thoughtworks.xstream」を含むように編集します

    例:

    Ignore-Scanning-Packages = javassist, \

    org.antlr, \

    org.apache.avalon, \

    org.apache.batik, \

    org.apache.bcel, \

    org.apache.commons, \

    org.apache.log4j, \

    org.apache.poi, \

    org.apache.regexp, \

    org.apache.xalan, \

    org.apache.xerces, \

    org.apache.xml, \

    org.apache.xpath, \

    org.ajax4jsf, \

    org.dbunit, \

    org.richfaces, \

    org.jboss.el, \

    org.jchrontab, \

    org.omg, \

    org.seasar, \

    org.slf4j, \

    com.thoughtworks.xstream

    これを行うことで、WebSphere は xstream jar の注釈のスキャンを無効にし、

    アプリケーションを適切に配置できるようにします。

    これは http://x-stream.github.io/faq.html にも記載されています。

    この手順は、Websphere バージョン 8.5.0.x または 8.5.5 フィックスパック 10 以上では必要ありません。

手順

  1. WebSphere Integrated Solutions Console に移動します。
  2. システム・テーブルが DB2® にある場合は、以下の手順に従います。
    1. 作成したデータ・ソースをクリックします。データ・ソースのカスタム・プロパティーに移動します。
    2. 「カスタム・プロパティー」リンクを選択します。
    3. 「resultSetHoldability」プロパティーの値を 1 に設定します。

      「resultSetHoldability」プロパティーが見つからない場合は、「resultSetHoldability」プロパティーを作成してその値を 1 に設定します。

  3. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」>「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」に移動し、「インストール」をクリックします。
  4. 「アプリケーション・インストールの準備」ウィンドウで、「詳細 - すべてのオプションとパラメーターを表示」チェック・ボックスを選択して、「次へ」をクリックします。
  5. 「続行」をクリックして、「新規アプリケーションのインストール」ウィザードを表示します。
  6. 「新規アプリケーションのインストール」ウィザードのウィンドウでは、以下に挙げるウィンドウを除いて、デフォルト設定を受け入れます。
    • 「新規アプリケーションのインストール」ウィザードのステップ 1 では、「JavaServer Pages ファイルのプリコンパイル」チェック・ボックスを選択します。
    • インストール・ウィザードのステップ 3 では、「JDK ソース・レベル」 を 18 に設定します。
    • インストール・ウィザードのステップ 8 では、「コンテキスト・ルート」/interact に設定します。
  7. WebSphere Integrated Solutions Console の左側のナビゲーション・パネルで、「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」>「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」にナビゲートします。
  8. 「エンタープライズ・アプリケーション」ウィンドウで、InteractRT.war ファイルをクリックします。
  9. 「Web モジュール・プロパティー」セクションで、「セッション管理」をクリックして、以下のチェック・ボックスを選択します。
    • 「セッション管理のオーバーライド」
    • 「Cookie を使用可能にする」
  10. 「Cookie を使用可能にする」をクリックし、「Cookie 名」フィールドに固有の Cookie 名を入力します。
  11. サーバーの「アプリケーション」 > 「エンタープライズ・アプリケーション」セクションで、配置した WAR ファイルを選択します。
  12. 「詳細プロパティー」セクションで、「クラス・ロードおよび更新の検出」を選択します。
  13. 「クラス・ローダー順序」セクションで、「最初にローカル・クラス・ローダーをロードしたクラス (親は最後)」オプションを選択します。
  14. 「WAR クラス・ローダー・ポリシー」では、「アプリケーションの単一クラス・ローダー」を選択します。
  15. 配置を開始します。