Interact システム・テーブルの作成およびデータ設定

インストール・プロセスでシステム・テーブルの作成とデータ設定を行わなかった場合、データベース・クライアントを使用して、Interact SQL スクリプトを該当のデータベースに実行するか、Interact ランタイム環境、設計時環境、学習、ユーザー・プロファイル、およびコンタクトとレスポンスのトラッキングのデータ・ソースの作成とデータ設定を行います。

設計時環境のテーブル

CampaignInteract 設計時環境を使用可能にする前に、いくつかのテーブルを Campaign システム・テーブル・データベースに追加する必要があります。

この SQL スクリプトは、Interact インストール済み設計時環境の下の INTERACT_HOME/interactDT/ddl ディレクトリーにあります。

Campaign システム・テーブルが Unicode 用に構成されている場合は、Interact 設計時環境の INTERACT_HOME/interactDT/ddl ディレクトリーにある適切なスクリプトを使用します。設計時環境のテーブルにデータを追加するために使用される aci_populate_systab スクリプトに相当する Unicode のスクリプトはありません。

以下の表にあるスクリプトを使用して、Interact 設計時環境テーブルを作成します。
表 1. 設計時環境のテーブルを作成するスクリプト
データ・ソース・タイプ スクリプト名

IBM® DB2®

aci_systab_db2.sql

Campaign システム・テーブルがあるユーザー・テーブル・スペースおよびシステム一時テーブル・スペースには、それぞれ 32 K 以上のページ・サイズが必要です。

MicrosoftSQL Server

aci_systab_sqlsvr.sql

Oracle

aci_systab_ora.sql
以下の表にあるスクリプトを使用して、Interact 設計時環境テーブルのデータを設定します。
表 2. 設計時環境テーブルのデータ設定のスクリプト
データ・ソース・タイプ スクリプト名

IBM DB2

aci_populate_systab_db2.sql

MicrosoftSQL Server

aci_populate_systab_sqlsvr.sql

Oracle

aci_populate_systab_ora.sql

ランタイム環境のテーブル

この SQL スクリプトは、Interact インストール済み環境の下の <INTERACT_HOME>/ddl ディレクトリーにあります。

Interact ランタイム・テーブルが Unicode 用に構成されている場合は、<INTERACT_HOME>/ddl/Unicode ディレクトリーにある適切なスクリプトを使用してランタイム・テーブルを作成します。ランタイム・テーブルにデータを追加するために使用される aci_populate_runtab スクリプトに相当する Unicode のスクリプトはありません。

各サーバー・グループのデータ・ソースに対して SQL スクリプトを 1 回実行する必要があります。

以下の表にあるスクリプトを使用して、Interact ランタイム・テーブルを作成します。
表 3. ランタイム環境のテーブルを作成するスクリプト
データ・ソース・タイプ スクリプト名

IBM DB2

aci_runtab_db2.sql

Interact ランタイム環境テーブルがあるユーザー・テーブル・スペースおよびシステム一時テーブル・スペースには、それぞれ 32 K 以上のページ・サイズが必要です。

MicrosoftSQL Server

aci_runtab_sqlsvr.sql

Oracle

aci_runtab_ora.sql

以下の表にあるスクリプトを使用して、Interact ランタイム・テーブルのデータ設定を行います。

表 4. ランタイム環境のテーブルにデータを追加するスクリプト
データ・ソース・タイプ スクリプト名

IBM DB2

aci_populate_runtab_db2.sql

スクリプトを実行する場合は次のコマンドを使用する必要があります。 db2 +c -td@ -vf aci_populate_runtab_db2.sql

MicrosoftSQL Server

aci_populate_runtab_sqlsvr.sql

Oracle

aci_populate_runtab_ora.sql
注: Campaign との互換性を維持するためには、UACI_EligStat.offerName 列のサイズを 64 から 130 に (Unicode テーブルの場合は 390 に) 変更する必要があります。この変更には次の SQL ステートメント例を使用します。
Non-Unicode
DB2: ALTER table UACI_EligStat ALTER COLUMN OfferName SET DATA TYPE varchar(130);
ORACLE: ALTER TABLE UACI_EligStat MODIFY OfferName varchar2(130);
SQLSVR: ALTER TABLE UACI_EligStat alter column OfferName varchar(130) not null;

Unicode
DB2: ALTER table UACI_EligStat ALTER COLUMN OfferName SET DATA TYPE varchar(390);
ORACLE: ALTER TABLE UACI_EligStat MODIFY OfferName varchar2(390);
SQLSVR: ALTER TABLE UACI_EligStat alter column OfferName nvarchar(390) not null;

学習テーブル

SQL スクリプトを使用すると、学習、グローバル・オファー、スコア・オーバーライド、コンタクトおよびレスポンスの履歴トラッキングなどのオプション機能用のテーブルの作成とデータ設定を行えます。

SQL スクリプトすべては、<Interact_HOME>/ddl ディレクトリーにあります。

注: 組み込み学習モジュールでは、Interact ランタイム環境のテーブルとは別個のデータ・ソースが必要です。組み込み学習モジュールの場合、すべての学習データを保持するためのデータ・ソースを作成する必要があります。別個のデータ・ソースは、すべてのサーバー・グループと通信できます。つまり、異なるタッチポイントから同時に学習できます。

Interact ランタイム・テーブルが Unicode 用に構成されている場合は、<Interact_HOME>/ddl/Unicode directory ディレクトリーにある適切なスクリプトを使用して学習テーブルを作成します。

以下の表にあるスクリプトを使用して、Interact 学習テーブルを作成します。

表 5. 学習テーブルを作成するためのスクリプト
データ・ソース・タイプ スクリプト名

IBM DB2

aci_lrntab_db2.sql

MicrosoftSQL Server

aci_lrntab_sqlsvr.sql

Oracle

aci_lrntab_ora.sql

コンタクトおよびレスポンス履歴テーブル

クロスセッション・レスポンス・トラッキングまたは拡張学習機能を使用する場合、コンタクト履歴テーブルに対して SQL スクリプトを実行する必要があります。

SQL スクリプトすべては、Interact インストール・ディレクトリーにあります。

注: コンタクトおよびレスポンス履歴機能を使用するには、Interact ランタイム環境のテーブルとは別個のデータ・ソースが必要です。コンタクト履歴機能とレスポンス履歴機能を使用するには、コンタクトとレスポンスのデータを参照するためのデータ・ソースを作成しなければなりません。別個のデータ・ソースは、すべてのサーバー・グループと通信できます。

コンタクト履歴テーブルが Unicode 用に構成されている場合は、標準スクリプトと同じ場所の Unicode ディレクトリーにある適切なスクリプトを使用して、学習テーブルを作成します。

以下の表にあるスクリプトを使用して、Interact コンタクト履歴テーブルとレスポンス履歴テーブルを作成します。

表 6. コンタクト履歴テーブルを作成するためのスクリプト
データ・ソース・タイプ スクリプト名

IBM DB2

  • <Interact_HOME>/ddl/ ディレクトリー内の aci_crhtab_db2.sql。このスクリプトは、Interact ランタイム・テーブルに影響します。
  • <Interact_HOME>/interactDT/ddl/acifeatures/ ディレクトリー内の aci_lrnfeature_db2.sql。このスクリプトは、 設計時テーブルに影響します。

MicrosoftSQL Server

  • <Interact_HOME>/ddl/ ディレクトリー内の aci_crhtab_sqlsvr.sql
  • <Interact_HOME>/interactDT/ddl/ ディレクトリー内の aci_lrnfeature_sqlsvr.sql

Oracle

  • <Interact_HOME>/ddl/ ディレクトリー内の aci_crhtab_ora.sql
  • <Interact_HOME>/interactDT/ddl/ ディレクトリー内の aci_lrnfeature_ora.sql