インストーラーの実行後に EAR ファイルを作成する

IBM® Marketing Software 製品をインストールした後に EAR ファイルを作成できます。ご希望の製品の組み合わせで EAR ファイルを作成するには、以下のようにすることができます。

このタスクについて

注: コマンド・ラインから、コンソール・モードでインストーラーを実行します。

IBM Marketing Software 製品のインストール後に EAR ファイルを作成する場合には、以下の手順に従います。

手順

  1. コンソール・モードでインストーラーを初めて実行している場合は、インストール対象の製品ごとにインストーラーの .properties ファイルのバックアップ・コピーを作成してください。
    • それぞれの IBM 製品インストーラーは、.properties という拡張子の 1 つ以上の応答ファイルを作成します。これらのファイルは、インストーラーが格納されているのと同じディレクトリーに入っています。拡張子 .properties を持つすべてのファイルを必ずバックアップしてください。これには、すべての installer_<product initials><product version number>.properties ファイル、および IBM インストーラー自体のファイル (installer.properties という名前) も含みます。

      例えば、Marketing Platform のプロパティー・ファイル installer_ump11.1.0.0.properties や、Optimize のプロパティー・ファイル installer_uo11.1.0.0.properties などがあります。

    • 無人モードでインストーラーを実行する予定の場合は、元の .properties ファイルをバックアップする必要があります。これは、無人モードでインストーラーを実行するとこれらのファイルが消去されるためです。EAR ファイルを作成するには、インストーラーが初期インストールの際に .properties ファイルに書き込むための情報が必要です。

  2. コマンド・ウィンドウを開き、ディレクトリーをインストーラーが含まれるディレクトリーに変更します。
  3. インストーラーの実行可能ファイルに次のオプションを指定して実行します。

    -DUNICA_GOTO_CREATEEARFILE=TRUE

    UNIX タイプのシステムでは、.sh ファイルではなく .bin ファイルを実行します。

    インストーラー・ウィザードが実行されます。

  4. ウィザードの指示に従ってください。
  5. 追加の EAR ファイルを作成する前に、初めてコンソール・モードで実行する前に作成したバックアップを使って (1 つまたは複数の) .properties ファイルを上書きしてください。EAR は Tomcat アプリケーション・サーバーではサポートされないことに注意してください。