acUpgradeTool の実行
Campaign をアップグレードするには、アップグレード・モードでインストーラーを実行した後、acUpgradeTool を実行します。
始める前に
acUpgradeTool を正常に実行するには、以下の情報を確認してください。
- アップグレード・ツールが必要とする情報を使用して setenv ファイルがカスタマイズされている。
- アップグレード・ツールを実行するコンピューターにそのアップグレード・ツールがインストールされている。セットアップが分散されている場合、これらのツールを、Campaign Web アプリケーションがインストールされているコンピューターにインストールする必要があります。Campaign のインストール時にアップグレード・ツールをインストールしなかった場合は、インストーラーを再度実行して、「アップグレード・ツール」オプションのみ選択してください。
- Campaign システム・テーブルのデータ・ソース用の該当するデータベース・クライアント実行可能ファイル (db2、osql、または sqlplus) が、アップグレード・ツールを実行するユーザーの PATH でアクセス可能である。
ツールをアップグレードする前に、以下の手順を実行しておきます。
- アップグレード・モードでの Campaign インストーラーの実行。
- Campaign の再配置。
- RCT の再始動 (eMessage を使用している場合)。
- SQL スクリプトの変更 (必要な場合) およびツールの実行時に入力する情報の収集。
このタスクについて
注: 複数のパーティションがある場合は、それぞれのパーティションに合わせてアップグレード・ツールを構成し、各パーティションに対して 1 回実行する必要があります。
手順
以下のアクションを実行して acUpgradeTool を実行し、アップグレード・プロセスを完了します。
次のタスク
acUpgradeTool を実行した後、以下の手順に従います。
- Campaign リスナー (サーバーとも呼ばれる) を再始動します。
- eMessage を使用している場合、RCT を再始動します。
RCT を手動で再始動するには、rct start コマンドを使用します。eMessage インストール済み環境の bin ディレクトリーにある RCT スクリプトを実行します。
RCT がインストールされているマシンのオペレーティング・システムを再始動するたびに RCT を再始動するには、RCT をサービスとして追加します。手順については、MKService_rct スクリプトを参照してください。
注: RCT をサービスとして再始動する場合、1 回目は手動で RCT を再始動する必要があります。