データベース環境変数およびライブラリー環境変数

データベース (インストール時に「手動データベース・セットアップ」を選択した場合は、顧客テーブルとシステム・テーブル) およびオペレーティング・システムに必要なデータベース環境変数とライブラリーの環境変数を設定します。データベース変数とライブラリー変数は、setenv.sh ファイルで設定できます。

次の表に、データベース名と、その構文および説明を記載します。

表 1. データベース環境変数
データベース 構文および説明

DB2®

DB2DIR=full_dir_path

export DB2DIR

DB2 インストール・ディレクトリー (例: /usr/lpp/db2_06_01)

full_path_to_db2profile

DB2 ユーザーにデータベース構成を提供 (例: /home/db2inst1/sqllib/db2profile)。

.」(ピリオドの後にスペース) に注意。

Netezza®

export NZ_ODBC_INI_PATHfull_dir_path

export NZ_ODBC_INI_PATH

odbci.ini ファイルのディレクトリーの場所

(例えば、/opt/odbc64v51)

ODBCINI=full_path_and_file_name

export ODBCINI

odbc.ini ファイルへの絶対パス

Oracle

ORACLE_BASE=full_dir_path

export ORACLE_BASE

Oracle のインストール・ディレクトリー

ORACLE_HOME=full_dir_path

export ORACLE_HOME

Oracle のホーム・ディレクトリー (例えば、/home/oracle/OraHome1)。

Teradata

ODBCINI=full_path_and_file_name

export ODBCINI

obdc.ini ファイルへの絶対パス

ライブラリー環境変数は、次の表に記載されているとおり、UNIX オペレーティング・システムの種類に応じて定義します。

表 2. ライブラリー環境変数
オペレーティング・システム

SUSE および RHEL Linux

LD_LIBRARY_PATH

以下に例を示します。

LD_LIBRARY_PATH=<Campaign_Home>/bin:<DB lib ディレクトリーへのパス>:$LD_LIBRARY_PATH

export LD_LIBRARY_PATH

注: LD_LIBRARY_PATH_64 (64 ビット・リンク用) が設定されている場合、削除してください。LD_LIBRARY_PATH_64 が設定されている場合、LD_LIBRARY_PATH 変数は無視されます。

AIX®

LIBPATH

以下に例を示します。LIBPATH=<Campaign_Home>/bin:<DB lib ディレクトリーへのパス>:/usr/lib:$ORACLE_HOME/lib32:$ORACLE_HOME/lib

Oracle データベースのライブラリー・ディレクトリー

Oracle のバージョンに応じて、lib ディレクトリーの命名規則が異なります。古いバージョンでは、lib (32 ビット用) および lib64 ( 64 ビット用) が使用されます。新しいバージョンでは、lib32 (32 ビット用) および lib ( 64 ビット用) が使用されます。

32 ビットの Campaign をインストールする場合、$ORACLE_HOME/lib32 または $ORACLE_HOME/lib のいずれか一方、つまり 32 ビットの Oracle ライブラリーが入っているものを含めてください。

64 ビットの Campaign をインストールする場合、$ORACLE_HOME/lib または $ORACLE_HOME/lib64 のいずれか一方、つまり 64 ビットの Oracle ライブラリーが入っているものを含めてください。

注: 32 ビットと 64 ビットの両方のライブラリーへのパスを含めないでください。 ご使用の Campaign のバージョンに合わせて使用するライブラリーへのパスのみを含めてください。