バッチ・モードを使用した Opportunity Detect と Campaign の統合
以下の例では、Expanded Outcome データを Campaign で、バッチ・モードで使用する方法を説明します。
始める前に
Campaign と Opportunity Detect がインストールされ、実行している必要があります。
このタスクについて
以下の図は、この手順で説明している例を図解しています。
手順
- Opportunity Detect にあるスクリプトを使用して、データベースに Expanded Outcome テーブルを作成します。
- Opportunity Detect の「サーバー・グループ」ページで、次のようにします。
- Expanded Outcome テーブルを作成したデータベースのデータベース接続がない場合は作成します。
- Expanded Outcome データ・ソース・コネクターがない場合は作成します。
コネクターを共有可能にする場合、コネクターを「サーバー・グループ」ページまたはワークスペースの「配置」タブにあるプライマリー Expanded Outcome テーブルにマップすることができます。コネクターを共有可能にしない場合は、「配置」タブにのみマップできます。
- Opportunity Detect ワークスペースを作成し、そのワークスペースが「サーバー・グループ」ページまたはワークスペースの「配置」タブにある出力データにマップするのに Expanded Outcome データ・ソース・コネクターを使用するように構成します。
- Opportunity Detect ワークスペースの「配置」タブで、実行が正常に完了した後にバッチ・ファイルを呼び出すように配置を構成します。
設計した Campaign フローチャートを実行するため、Campaign リスナー・サービスの unica_aclsnr を呼び出すバッチ・スクリプトを作成します。
- ワークスペースを実行するため、Opportunity Detect コマンド行ユーティリティーの RemoteControlCLI (CLI) を使用します。
CLI バッチ・スクリプトを希望する間隔 (毎日など) で実行する、独自のスケジューリング・ユーティリティーを使用します。
ワークスペースが実行されると、Opportunity Detect は出力データを Expanded Outcome テーブルに挿入します。
- Campaign フローチャートを次のように構成します。
- 選択プロセスで、次のように新しいテーブル・マッピングを作成します。
- Campaign の主なオーディエンスをプライマリー Expanded Outcome テーブルの OUTCOMEID フィールドにマップします。これは、フローチャートで使用する出力レコードを選択できるようにするために必要です。選択には OUTCOMEID フィールドを使用する必要があります。 同じ AUDIENCEID フィールドを複数の出力レコードで繰り返し使用できるためです。
- Campaign の代替オーディエンスを、プライマリー Expanded Outcome テーブルの AUDIENCEID フィールドにマップします。このマッピングは残りのフローチャート・ロジックを実行するオーディエンスを定義します。
注: 複数のフローチャートで Opportunity Detect 出力データを使用する予定の場合、マップされたテーブル情報をテーブル・カタログに保存し、このカタログを別のフローチャートでロードします。 - プライマリー Expanded Outcome テーブルの PROCESSED フィールドの値が 0 のレコードを 選択します。
この値は、レコードが未処理であることを示します。
- プライマリー Expanded Outcome テーブルの PROCESSED フィールドの値を、レコードが処理されたことを示す 1 に設定します。
選択プロセスで SQL を記述して、この値を設定することができます。
- オーディエンス・プロセスで、オーディエンスを OUTCOMEID から AUDIENCEID に切り替えます。
- Opportunity Detect データを、必要に応じてフローチャートで使用します。
- メール・リスト・プロセスを使用して、オファーを割り当ててコンタクト履歴を更新します。
- 選択プロセスで、次のように新しいテーブル・マッピングを作成します。