Campaign | partitions | partition[n] | server | logging

このカテゴリーのプロパティーは、IBM® Campaign サーバーの、指定されたパーティションのフローチャート・ロギング動作に影響を与えます。

enableWindowsEventLogging

説明

このプロパティーは、Windows イベント・ログに対する IBM Campaign サーバー・ロギングを有効にするか無効にするかを指定します。

値が TRUE の場合、Windows イベント・ログへのロギングが有効になります。

値が FALSE の場合、Windows イベント・ログへのロギングは無効であり、windowsEventLoggingLevel および windowsEventLoggingCategory の設定は無視されます。

重要: Windows イベント・ロギングが原因で、フローチャートの実行に問題が発生する可能性があります。技術サポートから指示されない限り、このフィーチャーを有効にしないでください。
デフォルト値

FALSE

有効な値

TRUE | FALSE

logFileBufferSize

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、keepFlowchartLogOpenTRUE の場合に使用されます。ログに書き込まれる前に、バッファーに送られるメッセージの数を示す値を指定します。値が 1 の場合、すべてのログメッセージは即時にファイルに書き込まれ、バッファリングは事実上無効になりますが、パフォーマンスに悪影響があります。

keepFlowchartLogOpenFALSE の場合には、このプロパティーは無視されます。

デフォルト値

5

keepFlowchartLogOpen

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、ログ・ファイルに行が書き込まれるたびに、フローチャート・ログ・ファイルを IBM Campaign が開いて閉じるかどうかを指定します。

TRUE は、リアルタイムの対話式フローチャートのパフォーマンスを向上する可能性があります。値が TRUE の場合、IBM Campaign はフローチャート・ログ・ファイルを一度だけ開き、フローチャート・サーバー・プロセスの終了時に閉じます。TRUE の値を使用する副作用としては、ログに記録されたばかりのメッセージがログ・ファイルに直ちに表示されないことがあります。IBM Campaign がログ・メッセージをファイルにフラッシュするのは、内部バッファーが満杯になったか、ログ・メッセージ数が logFileBufferSize プロパティーの値と等しくなった場合だけであるためです。

値が FALSE の場合、IBM Campaign はフローチャート・ログ・ファイルを開いてから閉じます。

デフォルト値

FALSE

有効な値

TRUE | FALSE

logProcessId

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、IBM Campaign サーバー・プロセスのプロセス ID (PID) をログ・ファイルに組み込むかどうかを制御します。

値が TRUE の場合、 プロセス ID はログに記録されます。

値が FALSE の場合には、プロセス ID は記録されません。

デフォルト値

TRUE

有効な値

TRUE | FALSE

logMaxBackupIndex

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、Campaign サーバーのバックアップ・ログ・ファイルのうち最も古いものが削除される前に保持されるバックアップ・ログ・ファイルの数を指定します。

値が 0 (ゼロ) の場合、バックアップ・ファイルは作成されず、logFileMaxSize プロパティーで指定されたサイズに達するとログ・ファイルは切り捨てられます。

ゼロより大きい値である n の場合、ファイル {File.1, ..., File.n-1} は {File.2, ..., File.n} に名前変更されます。また FileFile.1 と名前変更されて閉じられます。次のログ出力を受信する場合に備え、新しい File が作成されます。

デフォルト値

1 (バックアップ・ログ・ファイルが 1 つ作成されます)

loggingCategories

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、IBM Campaign サーバーのフローチャート・ログ・ファイルに書き込まれるメッセージのカテゴリーを指定します。このプロパティーは、選択したすべてのカテゴリーを対象にログに記録するメッセージの重大度を判別する loggingLevels と連動します。

コンマ区切りリストに 1 つ以上のカテゴリーを指定します。すべてのカテゴリーをログに記録することを簡単に指示するには、ALL を使用します。

指定した値により、すべてのフローチャートを対象にデフォルトでログに記録されるイベントが判別されます。ユーザーは、編集対象のフローチャートを開き、「オプション」 > 「ログ・オプション」を選択して、デフォルトの選択内容をオーバーライドできます。下記では、各構成値の後に、対応するログ・オプションを括弧の中に示します。

デフォルト値

ALL

有効な値
  • ALL
  • BAD_ORDER (ID の順序付けのエラーのログ)
  • CELL_ACCESS (セル・レベルの操作)
  • CONFIG (実行開始時の構成設定のログ)
  • DATA_ERRORS (データ変換エラーのログ)
  • DBLOAD (外部 DB ローダーの操作)
  • FILE_ACCESS (ファイル操作)
  • GENERAL (その他)
  • COMMANDS (外部インターフェース)
  • MEMORY (メモリー割り振り)
  • PROCRUN (プロセスの実行)
  • QUERY (ユーザー・テーブルに対する照会の発行)
  • SORT (データのソートの進行状況のログ)
  • SYSQUERY (システム・テーブルに対する照会の発行)
  • TABLE_ACCESS (テーブル・レベルの操作)
  • TABLE_MAPPING (実行開始時のテーブル・マッピング情報のログ)
  • TABLE_IO (データ入出力プロセスのログ)
  • WEBPROC (Web サーバー・インターフェース)

loggingLevels

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

loggingLevels プロパティーは、重大度に基づいて、Campaign サーバー・ログ・ファイルに書き込む詳細度を制御します。

デフォルト値

MEDIUM

有効な値
  • LOW: 最も低い詳細度 (最も重大なエラーのみ) を表します。
  • MEDIUM
  • HIGH
  • ALL: トレース・メッセージを含み、主に診断を目的としています。
注: 構成およびテストの際には、loggingLevelsALL に設定するとよいかもしれません。この値にすると大量のデータが生成されるので、実稼働操作にはお勧めできない場合があります。ロギング・レベルをデフォルトより高く設定すると、パフォーマンスに悪影響が及ぶ可能性があります。

「ツール」 > 「ログ・オプション」を使用して、フローチャート内からこれらの設定を調整できます。

windowsEventLoggingCategories

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、Campaign サーバーの Windows イベント・ログに書き込まれるメッセージのカテゴリーを指定します。このプロパティーは、すべての選択したカテゴリーの重大度に基づいてログに記録するメッセージを判別する windowsEventLoggingLevels と連動します。

複数のカテゴリーをコンマ区切りリストで指定できます。カテゴリー all を使用すると、すべてのロギング・カテゴリーを素早く指定できます。

デフォルト値

ALL

有効な値
  • ALL
  • BAD_ORDER
  • CELL_ACCESS
  • CONFIG
  • DATA_ERRORS
  • DBLOAD
  • FILE_ACCESS
  • 一般
  • COMMANDS
  • MEMORY
  • PROCRUN
  • QUERY
  • SORT
  • SYSQUERY
  • TABLE_ACCESS
  • TABLE_MAPPING
  • TABLE_IO
  • WEBPROC

logFileMaxSize

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、Campaign サーバー・ログ・ファイルに許可されるバイト単位の最大サイズを指定します。このサイズに達すると、バックアップ・ファイルにロールオーバーされます。

デフォルト値

10485760 (10 MB)

windowsEventLoggingLevels

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、IBM Campaign サーバーの Windows イベント・ログに書き込む詳細度を重大度に基づいて制御します。

デフォルト値

MEDIUM

有効な値
  • LOW: 最も低い詳細度 (最も重大なエラーのみ) を表します。
  • MEDIUM
  • HIGH
  • ALL: トレース・メッセージを含み、診断を目的としています。

enableLogging

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーは、IBM Campaign サーバー・ロギングをセッション始動時に有効にするかどうかを指定します。

値が TRUE の場合、ロギングが有効になります。

値が FALSE の場合、ロギングは無効です。

デフォルト値

TRUE

有効な値

TRUE | FALSE

AllowCustomLogPath

構成カテゴリー
Campaign|partitions|partition[n]|server|logging
説明

このプロパティーを使用すると、ユーザーは、実行時にフローチャート固有のロギング情報を生成する各フローチャートのログ・パスを変更できます。デフォルトでは、フローチャートのログ・ファイルは Campaign_home/partitions/partition_name/logs に保存されます。

TRUE に設定すると、ユーザーは、ユーザー・インターフェースを使用して、あるいは unica_svradm を使用してフローチャートを実行する際に、パスを変更できるようになります。

FALSE に設定すると、ユーザーは、フローチャート・ログ・ファイルの書き込み先のパスを変更できなくなります。

デフォルト値

FALSE

有効な値

TRUE | FALSE