式ヘルパーを使用した照会の作成

選択プロセス、セグメント・プロセス、または抽出プロセスで ID を選択するための照会を作成するときには、照会の作成に役立つ式ヘルパーを使用できます。式ヘルパーはプロセス構成ダイアログから使用可能です。式ヘルパーには、よく使用する演算子を挿入するためのボタン一式と、マクロ、演算子、および関数のリストが含まれています。

手順

  1. セグメント、選択、抽出などの、照会を使用するプロセスの構成を開始します。
  2. プロセスに応じて照会オプションにアクセスします。
    • 選択プロセスの場合、「条件を指定して <オーディエンス ID> を選択」を選択します。
    • セグメント・プロセスの場合、「照会によるセグメント」を選択し、セグメントを作成するか、セグメントをダブルクリックして編集します。その結果として表示されるダイアログ・ボックスで、「条件を指定して ID を選択」を選択します。
    • 抽出プロセスの場合、「条件を指定してレコード選択」を選択します。
  3. デフォルトの照会方式から変更するには「テキスト・ビルダー」ボタンをクリックします。ボタン・ラベルが「ポイント & クリック」に変わります。
  4. 「式ヘルパー」ボタンをクリックします。

    「式ヘルパー」ダイアログが開きます。ここには、よく使用する演算子を挿入するためのボタン一式と、マクロ、演算子、および関数のリストが含まれています。

    選択プロセス式ヘルパー
  5. (オプション) SQL の演算子と関数だけにリストの内容を限定するには、「SQL」にチェック・マークを付けます。
  6. 「使用可能なフィールド」リストからフィールドを選択して照会を作成するとき、照会を定義するために「式ヘルパー」ウィンドウを使用すると便利です。
    1. マクロ、演算子、または関数のリストを展開して、使用するアイテムを見つけます。アイテムを選択すると、説明と構文例が表示されます。アイテムをダブルクリックすると、それが照会テキスト・ボックスに追加されます。
      注: カスタム・マクロの場合、説明と構文はマクロ作成者によって既に作成されています。
    2. 「式ヘルパー」のボタンを使用して、演算子と句読点を追加します。「クリア」ボタンは、バックスペース (削除) キーとして機能します。
    3. 照会を直接編集することもできます。ただし、フィールドやテーブル名などのアイテムを提供されたリストから選択すれば、構文エラーを避けることができます。
    4. 「閉じる」をクリックします。
  7. キャンペーン生成フィールドと同じ名前を持つテーブル・フィールドが照会に含まれている場合は、フィールド名を修飾する必要があることに注意してください。以下の構文を使用します。<table_name>.<field_name>
  8. プロセス構成ダイアログ・ボックスの「構文のチェック」を使用して、エラーがあるかどうか探します。構文の確認によってデータベース・サーバーに負荷がかかることはありません。
  9. (オプション)「テスト照会」を使用して、照会が返す ID の数を調べます。

    照会のテスト中は、進行状況表示バーが表示されます。テストをキャンセルするには、進捗状況ウィンドウを閉じます。テストが終了すると、照会から返された行数が Campaign によって表示されます。

    重要: グローバル抑制およびセル・サイズ制限は、「件数確認」の数には適用されません。テスト照会は、正規化されていないデータを返す場合もあります。実行結果の正確な件数を取得するには、プロセスのテスト実行を行います。