プロセス出力での重複 ID の除外

抽出、コール・リスト、メール・リスト、スナップショットの各プロセスを使用すると、プロセス出力での重複 ID の処理方法を指定することができます。デフォルトでは、出力で重複 ID を許可します。

このタスクについて

重複 ID を持つレコードを出力から除外するには、以下の手順を実行します。

注: この機能はパフォーマンスに影響を与える可能性があります。アプリケーションでデータの重複排除を行う前に、すべてのデータをダウンロードする必要があるためです。データに重複が含まれないようにするのがベスト・プラクティスです。ETL プロセスを使用して重複を除去するか、オーディエンス・キーで列を選択してそれを固有にすることができます。

手順

  1. プロセスの構成ウィンドウで、「詳細」をクリックします。

    「拡張設定」ウィンドウが表示されます。

    1. 「重複 ID のレコードを除外」を選択し、重複 ID が返された場合にどのレコードを残すかを決定するための基準を指定します。例えば、最も高い世帯収入を持つ ID だけをエクスポートするには、「最大値選択」「Household_Income」を選択します。
      注: このオプションでは、同じ入力フィールド内の重複を除去するだけです。同じ ID が複数のフィールドで出現する場合、データには引き続き重複 ID を含めることができます。重複 ID をすべて除去する場合は、抽出プロセスの上流プロセスであるマージ・プロセスまたはセグメント・プロセスを使用して重複 ID を消去するか、相互に排他的なセグメントを作成する必要があります。
  2. 「OK」をクリックして、「拡張設定」ウィンドウを閉じます。

    重複 ID の設定が構成ウィンドウに表示されます。

    注: 「メール・リスト」プロセス・ボックスまたは「コール・リスト」プロセス・ボックスの「重複 ID のレコードを除外」オプションは、プロセスで作成されたフルフィルメント・テーブルにのみ関連し、コンタクト履歴に書き込まれたレコードには関連しません。コンタクト履歴テーブルでは、固有の ID だけが処理されます。フローチャートの設計者は、正しいレコードが結果セットに取り込まれることを確認してから、コンタクト履歴テーブルでの処理を行う必要があります。「メール・リスト」プロセス・ボックスまたは「コール・リスト」プロセス・ボックスを表示する前に、抽出プロセスを使用して、結果セットから重複 ID を除外します。これにより、フルフィルメント・テーブルとコンタクト履歴の両方に、正しいレコードが書き込まれるようになります。