プロセス用のデータ・ソース

フローチャート内の多くのプロセスを構成するときは、プロセスが作用するデータのソースを指定する必要があります。プロセス用のデータ・ソースは、1 つ以上の着信セル、セグメント、ファイル、またはテーブルの場合があります。例えば、選択プロセスのデータ・ソースは、組織が名前、住所、年齢、所得などの顧客情報を保管するデータベース表とすることができます。

使用可能なテーブルは、管理者がマッピングしたデータ・ソースに依存します。(テーブルのマッピングとは、IBM® Campaign でアクセス可能な外部カスタマー・テーブルを作成するプロセスです。管理者がマッピングしたテーブルだけが選択可能となります。)

複数のテーブルがマッピングされている場合は、複数のテーブルをプロセスへの入力として選択できます。例えば、選択プロセスは企業の "A" データベースと "B" データベースからの入力を取得できます。選択するテーブルは、世帯や顧客などのオーディエンス・レベルが同じでなければなりません。

あるプロセスの出力を後続のプロセスの入力として使用する場合も多くあります。例えば、選択プロセスをセグメント・プロセスに接続できます。セグメント・プロセスを構成すると、選択プロセスの出力がセグメント・プロセスの入力として使用されます。

複数のセルを入力として選択する場合は、すべてのセルのオーディエンス・レベルが同じでなければなりません。例えば、2 つの選択プロセスが 1 つのマージ・プロセスへの入力を提供する場合、両方の選択プロセスのオーディエンス・レベルが同じでなければなりません。例えば、世帯と顧客を混在させることはできません。

処理するデータ・ソースを指定するには、フローチャート内でプロセスを構成します。多くの場合、プロセス構成ダイアログの最初のタブ上の「入力」フィールドを使用します。「入力」フィールドには、テーブル・カタログ内で現在マップされているベース・テーブルのすべてが、それらのオーディエンス・レベルと共に表示されます。「入力」フィールドには、接続された (上流の) プロセスも示されます。

着信セルがある場合 (例えば、選択プロセスがセグメント・プロセスに接続されている場合)、セルと同じオーディエンス・レベルを持つテーブルのみが表示されます。

データ・ソースの選択方法について詳しくは、各プロセスの構成の説明を参照してください。