キャンペーンとオファーを分析するためのレポートの使用

IBM® Campaign は、キャンペーンやオファーに関する情報の分析に役立つレポートを提供します。いくつかのレポートは、計画プロセスの一環として、キャンペーン展開の期間中に実行できます。その他のレポートはキャンペーン結果を示しているので、オファーやキャンペーン戦略を分析して調整できます。

始める前に

キャンペーンを実行する前に、IBM Campaign フローチャート・セル・レポートを使用して選択内容を分析してください。セル・レポートを使用するには、フローチャートを編集モードで開き、ページ上部の「レポート」リンクをクリックします。詳しくは、フローチャート開発中のフローチャート・セル・レポートの使用を参照してください。

このタスクについて

IBM Campaign レポートは、オファー、セグメント、およびキャンペーンに関する詳細な情報を示します。レポートを参照することにより、キャンペーンのオファー、レスポンス率、収益、レスポンダーあたりの利益、その他のデータを分析して、収益、利益、および ROI の合計値と増分値を計算できます。

手順

  1. 個別のキャンペーン、オファー、またはセグメントを分析するには、以下のように「分析」タブを使用します。
    1. 「Campaign」メニューを開いて、「キャンペーン」「オファー」、または「セグメント」を選択します。
    2. キャンペーン、オファー、またはセグメントの名前をクリックします。
    3. 「分析」タブをクリックします。
    4. ページの上にある「レポート・タイプ」リストからレポートを選択します。 レポートが同じウィンドウ内に表示されます。
  2. 複数のキャンペーン、オファー、セル、またはセグメントにわたって結果を分析するには、以下のように「Campaign 分析」ページを使用します。
    1. 「分析」 > 「キャンペーン分析」を選択します。
    2. いずれかのレポート・フォルダーをクリックします。
    3. レポート・リンクをクリックします。

      レポートでフィルタリングが可能な場合は、「レポート・パラメーター」ウィンドウが開きます。

    4. レポートのフィルター基準となる 1 つ以上のオブジェクトを選択します。Ctrl キーを押しながらクリックすることにより、複数のオブジェクトを選択できます。どのオブジェクトが表示されるかは、与えられている権限によって異なります。
    5. 「レポート生成」をクリックします。

      レポートが同じウィンドウ内に表示されます。レポートの生成日時がページ下部に表示されます。レポートが複数のページに渡る場合、用意されているコントロールを使って、レポートの先頭または末尾に移動したり、ページアップまたはページダウンします。

タスクの結果

「レポート」ツールバーは、Cognos® によって生成されたレポートで表示されます。カレンダー・レポートやセグメント・レポート、またはフローチャートのセル・レポートでは利用できません。「レポート」ツールバーを使用して以下の操作を実行できます。

  • このバージョンを保持: E メールでレポートを送信します
  • ドリルダウン/ドリルアップ: ディメンション・ドリル機能に対応しているレポートで使用されます。
  • 関連リンク: ディメンション・ドリル機能に対応しているレポートで使用されます。
  • 表示形式: レポートのデフォルト表示形式は HTML です。リストから別の表示形式を選択できます。アイコンが変化して、選択された表示オプションが示されます。
    注: すべてのレポートをあらゆる形式で表示できるわけではありません。例えば、複数の照会を使用するレポートは、CSV または XML で表示することはできません。