「チェック・ペンディング」の問題:DB2 データベース・ロード・ユーティリティー

「チェック・ペンディング」の問題は、DB2® データベース・ロード・ユーティリティーを IBM® Campaign で使用すると発生する可能性があります。以下のヒントを使用して、これらのタイプの問題をトラブルシューティングします。

症状

SQL0668N エラーが発生します。

原因

表にレコードを挿入するのにデータベース・ローダーが使用され、その表に参照制約が存在する場合、その表はロード操作の後、「チェック・ペンディング」の状態になります。参照制約には、ユニーク制約、パーティション表の範囲制約、生成される列、および LBAC セキュリティー規則が含まれます。表がこのような状態にあり、select 照会がその表で実行された場合、SQL0668N エラーが発生します。

問題の解決

表を「チェック・ペンディング」ではない状態にするには、以下のコマンドを実行します。

SET INTEGRITY FOR TABLE <TABLENAME> IMMEDIATE CHECKED

以下のコードを、スクリプトで使用できます。

load client from <DATAFILE> of del modified by coldel| insert into <TABLE>(
 <FIELDNAME><,>
 ) 
nonrecoverable;
 set integrity for <TABLE> immediate checked;