マスター・リスナーの優先順位

リスナー・クラスターには、クラスター全体でロード・バランシングを担当するマスター・リスナーが常に 1 つ組み込まれています。masterListenerPriority 構成設定で、最初にマスター・リスナーとして使用されるノードが決定されます。

クラスター内の各ノードの構成設定には、masterListenerPriority 値が割り当てられています。値 1 は最も高い優先順位であり、そのノードが最初にマスター・リスナーとして動作します。指定されたマスター・リスナーに接続できない場合、その masterListenerPriority 値 (例えば 2) に基づいて、次のノードがマスター・リスナーになります。

クラスター内のすべてのリスナーが、優先順位の値を保持する必要があります。リスナーがマスターとして指定されることをユーザーが禁止することはできません。特定のリスナー・ノードをマスター・リスナーとして動作させないようにするには、そのノードに最も低い優先順位 (例えば、10) を割り当てます。

詳しくは、構成設定 Campaign|unicaACListener|node[n]|masterListenerPriority について説明するトピックを参照してください。

注: masterListenerPriority を変更した場合、unica_svradm refresh コマンドを実行して、リスナー・クラスターにその変更について通知する必要があります。