フローチャートに注釈を付ける
プロセス・ボックスに注釈を付けることで、フローチャートの他のユーザーと情報を交換し、各プロセスの意図と機能性を明確にすることができます。注釈は、黄色い付せんとして表示されます。
このタスクについて
注釈を使用して、チーム・メンバー間で質疑応答を行ったり、フローチャートの開発工程で実装の詳細をやり取りしたりします。例えば、アナリストがプロセスの選択ロジックを説明するときに注釈を追加することや、マーケティング・マネージャーが変更を要求するときに注釈を使用することができます。
注釈は、プロセス構成ダイアログの「一般」タブの「注」フィールドに入力されたマウスオーバー情報を補足できます。例えば「注」フィールドの選択基準に関する説明に対して、注釈を追加して質問することができます。
フローチャート内の各プロセス・ボックスには、1 つだけ注釈を付けることができます。注釈が付けられたプロセス・ボックスには、小さな注釈アイコンが組み込まれます。このアイコンは、注釈が非表示になっている場合に、注釈が付けられているプロセスを識別するのに役立ちます。
手順
- フローチャートを保存します。このフローチャートを保存しない場合、注釈は保存されません。注釈の表示/非表示状態が保存され、ブランク (空) の注釈は削除されます。
以下の表は、注釈の処理方法を説明しています。
アクション 詳細 注釈の追加 フローチャートの編集モードで、プロセス・ボックスを右クリックして、を選択します。最大で 1024 文字まで使用できます。各プロセス・ボックスに付加できる注釈は 1 つだけです。注釈は、フローチャートを保存するまでは保存されません。 注釈の編集 フローチャートの編集モードで、注釈を表示します。対象の注釈をクリックして変更を加えます。フローチャートの編集権限を持つユーザーであれば、誰でも注釈を編集できます。 注釈の削除 フローチャートの編集モードで、以下のいずれかの方法を使用します。 - プロセス・ボックスを右クリックして、を選択します。
- 注釈が表示されているときに、注釈の「注釈の削除」アイコン
をクリックして、削除を確定します。
すべての注釈の表示または非表示 表示モードまたは編集モードで、フローチャート・ツールバーの「すべての注釈を表示」 
または「すべての注釈を非表示」 
をクリックします。編集モードの場合、フローチャートを保存するときにこの状態も保存されます。特定の注釈の表示または非表示 編集モードのフローチャートで、プロセス・ボックスを右クリックし、「注釈」メニューを使用して「注釈の表示」または「注釈の非表示」を指定します。フローチャートを保存するときにこの状態も保存されます。 注釈の移動 注釈は、常に関連するプロセス・ボックスの右側に表示されます。プロセス・ボックスを動かすと、注釈も移動します。表示モードまたは編集モードで、注釈を新しい位置にドラッグできますが、その位置はフローチャートを終了した後まで保存されません。 注釈のコピー 注釈は、次のような状況でコピーされます: a.) 注釈が付けられているプロセス・ボックスの切り取り/コピー/貼り付けを行った場合。b.) プロセス・ボックスをテンプレートに保存して、そのテンプレートを貼り付けた場合。c. フローチャートをコピーした場合。c 方式では、注釈の元の表示状態が保存されます。 注釈の選択またはサイズ変更 注釈は選択することもサイズ変更することもできず、ズームの影響を受けることもありません。 注釈の保存 フローチャートを保存しないと、注釈は保存されません。 注釈の印刷 フローチャートを印刷するときに、表示されているすべての注釈も印刷されます。印刷する注釈を表示してください。ワークスペース内に表示されている注釈だけが印刷されます。画面区域の外側にある注釈は印刷されない可能性があります。
例
以下の図は、注釈メニューとアイコンを示しています。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
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フローチャートで、ツールバー・アイコンを使用して「すべての注釈を表示」 または「すべての注釈を非表示」 を指定します。 |
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プロセス・ボックスの注釈アイコン  は、注釈が付けられているプロセスを示します。アイコンをクリックすると、個々の注釈が表示されたり非表示になったりします。 |
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「注釈の削除」アイコン をクリックして、個々の注釈を削除します。 |
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プロセス・ボックスを右クリックし、「注釈」メニューを使用して注釈の追加、削除、表示、または非表示を行います。 |