IBM Campaign との eMessage オファー統合の構成

1. 対象パーティションのコンタクト履歴およびレスポンス履歴の ETL プロセスを構成します。

Campaign は独自の ETL プロセスを使用して、eMessage トラッキング・テーブルから Campaign コンタクト履歴テーブルおよびレスポンス履歴テーブルへのオファー・レスポンス・データの抽出、変換、ロードを行います。この ETL プロセスは、必要なテーブルの間での情報の調整を行います。

ETL プロセスを構成するには、次のようにします。

1. IBM Campaign において、「設定」>「構成」を選択します。
2. 以下のパラメーターのプロパティーを調整します。

   Campaign | partitions | partition[n] | eMessage | contactAndResponseHistTracking

Campaign | partitions | partition[n] | eMessage | contactAndResponseHistTrackingを参照してください。

2. オプションで、ETL ロギング・プロパティーを調整します。

ETL ロギングは、デフォルトで有効になります。デフォルトのファイル場所は Campaign_home/logs/ETL.log です。ロギング動作を調整する場合、campaign_log4j.properties ファイルを変更します。このファイルのデフォルト場所は、Campaign_home/conf です。

Campaign および eMessage の ETL ログ・ファイルを参照してください。

3. アップグレードの場合のみ:Campaign レスポンスのトラッキング・テーブルとマッピング・テーブルを調整します。

新規インストールの場合、このステップはスキップできます。これらのテーブルは、インストール・プロセスで更新されたからです。

eMessage オファー統合を使用するアップグレード・ユーザーは、「リンク・クリック」、「ランディング・ページ」、および「SMS 応答メッセージ」の各レスポンス・タイプを UA_UsrResponseType テーブルに追加してから UA_RespTypeMapping テーブルを更新し、これらのレスポンス・タイプを eMessage にマップする必要があります。*

UA_RespTypeMapping テーブルは、必要な Campaign テーブルおよび eMessage テーブルにおけるデータ転送を調整するために必要になります。

eMessage オファー統合用の Campaign レスポンス・テーブルの調整を参照してください。

4. オプションで、Campaign パフォーマンス・レポートを調整します。

「キャンペーン詳細オファー・レスポンスの詳細」レポートには、デフォルトで「リンク・クリック」、「ランディング・ページ」、および「SMS 応答メッセージ」の各 E メール・レスポンスが含まれるので、このレポートに関しては調整は不要です。*

その他のパフォーマンス・レポートには、使用されたすべてのチャネルのコンタクトまたはレスポンダーの合計が表示されます。ただし、情報はチャネルごとには明確になっていません。こうしたレポートをカスタマイズし、必要なチャネル情報を含めることができます。

変更内容は、キャンペーンとオファーの「分析」タブのオブジェクト固有のレポートと、「分析」メニューのレポートの両方に影響を及ぼします。

「IBM Marketing Software レポート・インストールおよび構成ガイド」を参照してください。