新しいディメンション・テーブルをマップして、郵便番号に基づく人口統計など、ベース・テーブル内のデータを補うデータにフローチャートのプロセスからアクセスできるようにします。
始める前に
ユーザー・テーブルをマップする前に、
Campaign でサポートされるデータ型だけがそのテーブルで使用されていることを確認してください。
このタスクについて
ディメンション・テーブルは、データベース表にマップする必要があります。また、同じ IBM® データ・ソース (つまり同じデータベース) 内のテーブルにマップされた 1 つ以上のベース・テーブルにディメンション・テーブルを関連付ける必要があります。ディメンション・テーブルを定義する際に、ベース・テーブルとディメンション・テーブルの間に結合条件を指定できます。
手順
- 以下のいずれかの方法を使用して、「新規テーブル定義 - テーブル・タイプを選択」ダイアログを開きます。
- フローチャートを編集している場合は、「管理」メニューを開いて、 「テーブル」を選択します。または
- を選択し、「テーブル・マッピングの管理」をクリックします。
注: 「選択」プロセスからディメンション・テーブルをマップすることはできません。
- 「ディメンション・テーブル」を選択してから、「次へ」をクリックします。
- マップするテーブルを、「ソース・テーブル」リストから選択します。
選択したテーブルのソース・フィールドは、作成するベース・ディメンション・テーブル内のフィールドに自動的にマップされます。デフォルトの選択を変更するには、「ソース・テーブル・フィールド」リストまたは「新規テーブル・フィールド」リストからフィールドを選択し、「追加」、「削除」、「1 つ上へ」、「1 つ下へ」の各ボタンを使用して、テーブルに対する必要なマッピングが行われるようにします。その後、「次へ」をクリックします。
注: 「新規テーブル・フィールド」セクションの「フィールド名」列をクリックして、列名をアルファベットの昇順または降順で自動的にソートすることができます。
- (オプション) Campaign がディメンション・テーブルおよびそのフィールドに使用する名前を変更します。
- テーブル名を変更するには、IBM Campaign「 テーブル名」フィールドの名前を編集します。
- フィールド名を変更するには、「新規テーブル・フィールド」リストからマッピングを選択し、IBM Campaign「 フィールド名」フィールドのテキストを編集します。その後、「次へ」をクリックします。
- ディメンション・テーブルのキーと、そのテーブルをベース・レコード・テーブルに結合する方法を指定します。
- 「キー・フィールド」リストから 1 つ以上のキーを選択します。
- 「キー・フィールドはこのテーブルで正規化されます」にチェック・マークを付けます (該当する場合)。
- 「テーブル結合方法」を選択してから、「次へ」をクリックします。
- 「常に内部結合を使用」オプションを選択すると、ベース・テーブルとこのディメンション・テーブルの間で常に内部結合が使用され、ベース・テーブルからは、ディメンション・テーブル内に存在するオーディエンス ID だけが返されます。
- 「常に外部結合を使用」オプションを選択すると、ベース・テーブルとこのディメンション・テーブルの間で常に外部結合が実行されます (ベース・テーブル内のすべてのオーディエンス ID について、対応する行がディメンション・テーブル内に必ず存在するとは限らないことが分かっている場合に、この設定は最適な結果になります)。
- デフォルト設定の「自動」では、選択プロセスおよびセグメント・プロセスでは内部結合を使用し、出力プロセス (「スナップショット」、「メール・リスト」、および「コール・リスト」) では外部結合を使用します。この設定は、選択基準を考慮するためにディメンション・テーブル内の値が必要であり、その一方で、出力されるディメンション・テーブル・フィールドを示すオーディエンス ID が存在しないときには NULL を出力する必要もある場合に、通常は適切な動作となります。
- ベース・レコード・テーブルが存在する場合、「ベース・テーブルとのリレーションシップを指定します」画面が開きます。作成するディメンション・テーブルに関連したベース・レコード・テーブルの左側にあるボックスにチェック・マークを付けます。 結合フィールドを指定して、「次へ」をクリックします。
- 特定のフィールドについての個別値と頻度カウントを管理者が事前計算することもできますし、ベース・レコード・テーブルのデータのプロファイルをリアルタイムで作成する操作をユーザーに許可することもできます。
- 「完了」をクリックします。
タスクの結果
ディメンション・テーブルが作成されました。データをフローチャート・プロセスで使用できます。