ユーザー・テーブルのマップ時のプロファイルの構成

ユーザー・テーブルをマップするとき、特定のフィールドについての個別値と頻度カウントを事前計算することも、ベース・レコード・テーブルのデータのプロファイルをリアルタイムで作成する操作をユーザーに許可することもできます。

このタスクについて

プロファイルを作成することにより、ユーザーは生データを参照しなくてもフローチャートの編集中にテーブルの値を知ることができ、 照会の作成中に有効な値を容易に選択できるようになります。事前計算されたプロファイルを使用すると、データベースを照会しなくても、個別フィールド値と件数を素早く参照できます。リアルタイムでプロファイルを作成すると、最新のデータを参照できます。これは、データベースが頻繁に更新される場合に役立つことがあります。プロファイルを事前計算する場合、プロファイルが再生成される頻度を管理者が制御できます。

プロファイルを事前計算して、なおかつユーザーが動的にリアルタイムでプロファイルを作成できるようにすることもできますし、リアルタイムのプロファイル作成を許可せず、ユーザーが必ず事前計算されたプロファイルを使用することを強制することもできます。

手順

  1. ユーザー・テーブルをマッピングする際には、Campaign で個別値および頻度件数を事前計算するフィールドにチェック・マークを付けます。

    デフォルトでは、Campaign は、事前計算されたプロファイルを Campaign > partitions > partitions[n] > profile カテゴリーに data source_table name_field name の形式で保管します。

  2. 個別値および件数が別個のデータベース表に保管されていて、Campaign がそれを使用する必要がある場合、「データ・ソースの構成」をクリックします。「他のテーブルの集計フィールドの指定」を選択して、テーブル名、値を格納するフィールド、および件数を格納するフィールドを選択します。次に「OK」をクリックします。
  3. 「リアルタイム・プロファイルを許可する」にチェック・マークを付けて、選択されたフィールドの値のレコードを Campaign がリアルタイムで更新するようにします。このオプションにより、フローチャートを編集中のユーザーはそれらのフィールドの現行値を参照できます。ただし、ユーザーが「プロファイル」をクリックするたびにデータベース照会も必要になるため、パフォーマンスが低下する可能性があります。
    注: 「リアルタイム・プロファイルを許可する」オプションを有効または無効に設定すると、チェック・マークを付けたテーブル・フィールドだけではなく、すべてのテーブル・フィールドに適用されます。

    リアルタイムのプロファイル作成を不許可にした上で、事前生成されたプロファイルを使用する代替手段を指定しない場合、ユーザーは、このテーブルのすべてのフィールドについて値や件数を表示できなくなります。

    リアルタイムのプロファイル作成を不許可にした上で、事前計算されたプロファイルを 1 つ以上のフィールドに提供した場合、ユーザーはテーブル全体の事前計算されたプロファイルを使用できるようになります。ユーザーは、プロセスの入力セルの値だけについてのプロファイルを作成することはできません。

    柔軟性を最大にするためには、リアルタイム・プロファイルを許可する必要があります。