DataDirect Hive ODBC ドライバーの構成

IBM® Campaign とビッグデータ・ソースを統合するために DataDirect Hive ODBC ドライバーを使用する場合は、そのドライバーをインストールしてから構成する必要があります。

始める前に

DataDirect Hive ODBC ドライバーのインストールで説明されている DataDirect ドライバーのインストール手順を完了してください。

手順

  1. ODBC.ini ファイルに変更を加えて、以下の例に示されている値を使用することにより Hive サーバー情報を指定します。太字で示されている項目をカスタマイズして、自分の構成に合致するようにしてください。

    [MapRHive] Driver=/opt/Progress/DataDirect/Connect64_for_ODBC_71/lib/ddhive27.so Description=DataDirect 7.1 Apache Hive Wire Protocol ArraySize=16384 Database=<database-name> DefaultLongDataBuffLen=1024 EnableDescribeParam=0 HostName=<Hadoop ディストリビューション・マシンの Hive サーバーのホスト名または ip> LoginTimeout=30 LoginID=<Hadoop ディストリビューション・マシンのユーザー名> MaxVarcharSize=2147483647 Password=<Hadoop ディストリビューション・マシンのパスワード> PortNumber=<Hadoop ディストリビューション・マシンの Hive サーバーのポート番号> RemoveColumnQualifiers=1 StringDescribeType=12 TransactionMode=0 UseCurrentSchema=0 WireProtocolVersion=0 GetTablesWithQuery=1

  2. ODBC ドライバーが以下の場所にインストールされていることが前提になっています。

    /opt/Progress/DataDirect/Connect64_for_ODBC_71

    以下のように変更します。

    • LD_LIBRARY_PATH に次のパスを組み込みます: =/opt/Progress/DataDirect/Connect64_for_ODBC_71/lib
    • パスに次のパスを組み込みます: =/opt/Progress/DataDirect/Connect64_for_ODBC_71/tools
    • 正しい INI ファイルを参照するように ODBCINI 変数を設定します。以下に例を示します。ODBCINI=/opt/Progress/DataDirect/Connect64_for_ODBC_71/odbc.ini ; export ODBCINI
    • 正しい INI ファイルを参照するように ODBCINST 変数を設定します。以下に例を示します。ODBCINST=/opt/Progress/DataDirect/Connect64_for_ODBC_71/odbcinst.ini ; export ODBCINST
  3. DataDirect ODBC ドライバーと Hive ベースの Hadoop ビッグデータ・システムの接続を検証します。

    cd /opt/Progress/DataDirect/Connect64_for_ODBC_71/samples/example

    >> ./example

  4. Campaign 分析サーバーで、Campaign/bin/setenv ファイルの環境変数 ODBCINI と CAMPAIGN_HOME を設定します。IBM Campaign odbctest ユーティリティーを実行して、IBM Campaign との接続を検証してください。

    cd <Campaign_Home>/bin

    >> ./odbctest