処理履歴 (UA_Treatment)

フローチャートが実稼働モードで実行されるたびに、処理履歴テーブル (UA_Treatment) に行が追加されます。

フローチャートが定期的に実行されるようにスケジュールしている場合、フローチャートの実行時に新たな実行が行われるたびに、コンタクト・セルとコントロール・セルの両方で、セルごとの各オファーに対して 1 つずつ、新しい処理セットが生成されます。そのため処理が生成されるたびに個別のインスタンスとして記録することで、Campaignは出来る限り精度の高い追跡を行います。

処理履歴がベース・コンタクト履歴と連動することで、圧縮性の高い効率的な方法ですべてのコンタクト履歴情報が保管されます。

  • ベース・コンタクト履歴テーブル (UA_ContactHistory) には、該当するオーディエンスのセル・メンバーシップ情報のみが記録されます。
  • 処理履歴テーブル (UA_Treatment) には、各セルに提供される処理が記録されます。

各処理インスタンスはグローバルに固有の処理コードによって識別されます。この処理コードをレスポンス・トラッキングで使用して、各レスポンスを特定の処理インスタンスに直接帰属させることができます。

コントロールを処理履歴で処理する方法

コントロール・セルは、オファーには適格ですが、分析の目的でオファーを受け取ることからは除外されます。コントロールが使用される場合、処理履歴はコントロール・セルのデータも記録します。

  • ターゲット・セルに提供されたオファーに関連する行は、ターゲット処理と呼ばれます。
  • 制御セルに割り当てられるオファーに関連する行は、制御処理と呼ばれます。

コンタクト・プロセスで制御セルがターゲット・セルに割り当てられた場合、ターゲット処理に制御処理が関連付けられます。各制御処理には固有の処理コードが割り当てられます。 ただし、それらのコードは制御のメンバーには配布されません。コントロール処理コードはカスタム応答追跡を促進するために生成され、そこではカスタム・フローチャート・ロジックが使用されてコントロールを識別します。応答が正確なコントロール処理インスタンスに起因するものになるように、コントロール処理コードは、検索されイベントと関連付けられることができます。