例: レコードのフィルター処理

この例は、フローチャートのオーディエンス・プロセスでフィルター処理を使用する方法を説明しています。

カウントまたは統計関数 (「最大値選択」「中央値選択」「最小値選択」、または「指定なし」) に基づいて ID を選択するようにオーディエンス・プロセスを構成すると、「フィルター」ボタンが使用可能になります。「フィルター」をクリックすると、「選択条件の指定」ダイアログが表示されます。このウィンドウでは、「基準」計算で使用するレコードを指定するための照会式を入力できます。

注: フィルター基準は、「選択ルール」計算が実行される前に適用されるため、レコードを計算の対象から外すことができます。

例えば、操作が実行される日付範囲を制約する必要があるとします。過去 1 年間の購買トランザクションのみ使用するには、フィルターの照会式を次のように入力します。

CURRENT_JULIAN() - DATE(PURCH_DATE) <= 365

これにより、「金額」フィールドの合計を選択する「基準」計算を実行すると、過去 1 年以内のトランザクションからの金額のみが合計されます。