オーディエンス・レベル

オーディエンス・レベルは、口座、顧客、世帯、製品、またはビジネス部門など、キャンペーンのさまざまな見込みターゲットを表すために、IBM® Campaign 管理者によって定義されます。

オーディエンス・レベルは、多くの場合 (ただし、常にそうとは限りません)、階層的に編成されます。以下は、顧客のマーケティング・データベースで一般的に見られる階層オーディエンス・レベルの例です。

組織で定義および使用できるオーディエンス・レベルの数に制限はありません。複数のオーディエンス・レベルを使用する場合 (例えば、顧客と世帯など)、オーディエンス・プロセスをどのように使用すればビジネス目標を最も効果的に達成できるかを理解することが重要です。

オーディエンス・レベルは、管理者によって作成および保守されます。あるオーディエンス・レベルから別のオーディエンス・レベルに移動する場合、使用するすべてのオーディエンス・レベルが、同じテーブル内で定義されたキーを持っている必要があります。これにより、あるレベルから別のレベルに切り替えるための「ルックアップ」メカニズムが実現します。

オーディエンス・レベルはグローバルであり、マップされた各ベース・テーブルに添付されています。このため、フローチャートがロードされるときに、オーディエンス・レベルはそのフローチャート内のテーブル・マッピングと共にロードされます。

IBM Campaign 内のテーブルをマップする権限を持っている場合、新規テーブルを 1 つ以上の既存のオーディエンス・レベルにマップできますが、新規のオーディエンス・レベルを作成することはできません。適切な権限を持つユーザー (通常は、システム管理者) のみ、オーディエンス・レベルを作成することができます。

オーディエンス・プロセスでは、入力オーディエンス・レベルと出力オーディエンス・レベルを指定します。入力と出力のオーディエンス・レベルは、同じものにする (例えば、顧客) ことも、異なるものにする (例えば、顧客および世帯) こともできます。オーディエンス・プロセスを使用して、同じオーディエンス・レベル内にとどまるか、オーディエンス・レベルを切り替えます。