オーディエンス・レベルについて

オーディエンス・レベルは、キャンペーンのターゲットにできる ID の集合です。

例えば、一連のキャンペーンでは、オーディエンス・レベルとして、「世帯」、「見込み顧客」、「顧客」、「アカウント」などを使用できます。これらの各レベルは、キャンペーンで使用可能なマーケティング・データの特定の視点を表すものです。

オーディエンス・レベルは、通常は階層として編成されます。上記の例を使用すると、次のようになります。

その他、より複雑なオーディエンス階層の例としては、企業間取引の環境があります。その場合にはオーディエンス・レベルとして、業種、企業、部署、グループ、個人、アカウントなどが必要になるかもしれません。

これらのオーディエンス・レベルには、互いに「1 対 1」、「多対 1」、「多対多」などの異なる関係が存在する場合があります。オーディエンス・レベルを定義すると、このような概念を Campaign で表すことができるので、ユーザーは、ターゲティングで利用するためにこれら異なるオーディエンス間の関係を管理できます。例えば、1 つの世帯に複数の見込み顧客がいる場合には、メール配信を各世帯につき 1 人の見込み顧客だけに限定することもできます。

オーディエンス・レベルは、一定数のキーまたはデータベース表フィールドから構成され、それらの組み合わせによってそのオーディエンス・レベルのメンバーが一意的に識別されます。

例えば、オーディエンス・レベル「Custromer」は、「IndivID」フィールドだけで識別できたり、「HouseholdID」フィールドと「MemberNum」フィールドを組み合わせて識別できたりするかもしれません。

オーディエンス・レベルについて詳しくは、「Campaign ユーザー・ガイド」でオーディエンス・プロセスに関するセクションを参照してください。