チェックポイント (フローチャート実行中)

「システム管理」 > 「詳細設定」の下の「チェックポイント(フローチャート実行中)」オプションは、指定された間隔でフローチャートの実行を自動的に保存します。このオプションを使用して、特定のフローチャートのグローバル構成設定の Campaign|partitions|partition[n]|server|flowchartSave|checkpointFrequency をオーバーライドします。

チェックポイント機能には、リカバリーの目的で、実行中のフローチャートの「スナップショット」を取得する機能があります。チェックポイントの保存は、「ファイル」>「保存」を選択した場合と同じ効果があります。この機能を使用すると、サーバーが停止またはダウンした場合にフローチャートを最新のチェックポイント保存の状態にリカバリーできます。

チェックポイントの頻度間隔を設定すると、フローチャートを実行するサーバーのタイマーがその設定に従って制御されます。チェックポイントの保存は指定された間隔で行われます。

フローチャートの実行中、およびフローチャートでブランチを実行するとき、チェックポイントはアクティブになります。実行中のフローチャートが保存されるとき、Campaign は「一時停止」モードでそれを保存します。フローチャートを開くときは、そのフローチャートを停止または再開する必要があります。再開すると、現在実行中のプロセスは最初から再実行されます。

Campaign はチェックポイント・ファイルを拡張子 .asf として一時ディレクトリー (CAMPAIGN_HOME\partitions\partitionN\tmp) に保存します。この .asf ファイルは、フローチャートの実行が正常に完了すると削除されます。

フローチャートの実行中にサーバー・プロセス (unica_acsvr) がダウンすると、.asf ファイルから自動的にフローチャートの実行がリカバリーされます。そのため、プロセスが失敗する前に保存された最新のチェックポイントから実行フローを再開できるので、 プロセス・ボックスからフローチャートの実行を再始動する必要がありません。

チェックポイントのデフォルト設定は、「なし」です。