AdminQ 再認証要求の処理方法
ドメイン管理サーバーで AdminQ が有効になっている場合に、Web ユーザーまたは Notes ユーザーの ID を再認証すると、要求を自動的に処理するために以下のステップが実行されます。
AdminQ を使用しない場合、再認証を行うには、ユーザーが HCL Notes クライアントを使用して Domino で認証を受け、再認証された ID を取得する必要があります。
サーバーは Domino 12.0.2 以降を実行し、12.0.2 以降の adminq.ntf 設計を使用する必要があります。
- ユーザーを再認証します。これにより、システム管理要求データベース (admin4.nsf) に [Domino ディレクトリのユーザー再認証] 要求が生成されます。
- 要求を処理するために、AdminP は adminq.nsf に「UserRecertify」要求を作成し、その状態を「Needs Processing」に設定します。このステップは、AdminP 間隔設定 (デフォルトでは 1 時間に 1 回) に従って実行されます。
- adminq.nsf で「UserRecertify」要求を処理するために、AdminP は ID ボールト内のユーザー ID を新しい Notes 証明書で更新します。このステップは、ユーザーが Notes クライアントからサーバーにログインし、ID ファイルを ID ボールトと同期させるのと同じです。
- AdminP は adminq.nsf の「UserRecertify」要求の状態を「Processed」に変更します。