NSL 対応のサーバー ID をエクスポートする

Notes 共有ログイン (NSL) が有効になっているサーバー ID ファイルをエクスポートできます。

このタスクについて

NSL 対応のサーバー ID ファイルを単純にコピーすることはできないため、certmgmt コマンドを使用して、サーバー ID ファイルのバックアップを作成します。バックアップのコピーは Notes パスワードで保護されます。
注: Domino が LocalSystem アカウントを使用してサービスとして実行されている場合、NSL 対応のサーバー ID ファイルをエクスポートすることはできません。LocalSystem アカウントには、この手順で必要となるパスワードがありません。LocalSystem アカウントについて詳しくは、Microsoft 提供の資料のトピックを参照してください。

手順

NSL 対応のサーバー ID ファイルをエクスポーするには、Domino サーバーにログオンし、次のサーバー・コンソール・コマンドを実行します。
certmgmt export id  <full path to exported ID file> <exported id pwd> <windows user pwd>

ここで

<full path to exported ID file> は、ID ファイルのエクスポート先のパスです。 <exported id pwd> は、エクスポートした ID ファイルの新規の Notes パスワードです。 <windows user pwd> は、現在サーバーにログオンしているユーザーの Windows パスワードです。

例:
certmgmt export id "c:\temp\server-bak.id" password password
注: このコマンドはリモート・コンソールからは実行できません。