LPSilent.ini ファイルの設定

ランゲージパックのサイレントインストールに使用する LPSilent.ini の設定については、このトピックの表を参照してください。

1. LPSilent.ini の設定
設定 説明
INSTALL_TYPE ランゲージパックのインストールタイプ。ADDREPLACE、または REMOVE を指定できます。
CORE_PATH Domino プログラムディレクトリーへの絶対パス。
CORE_DISPLAY_PATH IBM i、Linux、および AIX のみ: Domino プログラムディレクトリーへの相対パス。
DOMINO_ARCH Domino ネイティブアーキテクチャ。64 を指定する必要があります。
TOTAL_DATAPATHS ランゲージパックをインストールするデータディレクトリーの数。非パーティションサーバーでは、1 を指定します。パーティションサーバーでは、データディレクトリーの数です。
DATA_PATH_xx 各データディレクトリーへの絶対パス。xx は最初に指定するディレクトリーでは 00、2 番目に指定するディレクトリーでは 01 のようになります。
DATA_PATH_xx_USER AIX および Linux のみ:DOMINO_INSTALL=YES の場合、指定したデータディレクトリーへの所有者アクセス権を持つユーザー名です。
DATA_PATH_xx_GROUP AIX と Linux のみ: ディレクトリーへの書き込み許可が付与されている必要があります。そうでない場合、コマンドは正常に完了しません。DOMINO_INSTALL=YES の場合、指定したデータディレクトリーへの所有者アクセス権を持つグループ名です。
TOTAL_LANGUAGES 1 にする必要があります。一度にインストールできるのは、1 つの言語のみです。
LANGUAGES_xx xx は、00 の後にインストールする言語の言語コードを続けたものです。
Template_name 言語をインストールするテンプレート名 (ファイル拡張子なし)。インストールする言語の言語コードを指定します。
1 行に 1 つずつ、次のテンプレートを指定できます:
  • BOOKMARK
  • DISCUSSION*
  • DOCLBW*
  • MAIL*
  • NOTEBOOK*
  • PERNAMES
  • RESRC*
  • TEAMRM*
  • TOOLBOX
注: *でマークされたテンプレートの名前には、バージョン番号が付加されています。インストールされている Domino サーバー上のテンプレートを調べて、指定するバージョン番号を確認します。
CORE_FILES コアファイルをインストールする言語の言語コード。
例: Windows
[Notes]
REM This is the silent install ini configuration file.
INSTALL_TYPE=ADD
CORE_PATH=C:\Domino
DOMINO_ARCH=64
TOTAL_DATAPATHS=1
DATA_PATH_00=C:\Domino\data
TOTAL_LANGUAGES=1
LANGUAGES_00=es
BOOKMARK=es
DISCUSSION11=es
DOCLBW7=es
JOURNAL6=es
MAIL11=es
NOTEBOOK11=es
PERNAMES=es
RESRC11=es
TEAMRM11=es
TOOLBOX=es
CORE_FILES=es
例: Linux または AIX

INSTALL_TYPE=ADD
CORE_PATH=/opt/hcl/domino/notes/latest/ibmpow1
CORE_DISPLAY_PATH=/opt/hcl/domino
DOMINO_ARCH=64
TOTAL_DATAPATHS=1
DATA_PATH_00=/local/notesdata
DATA_PATH_00_USER=notes
DATA_PATH_00_GROUP=notes
TOTAL_LANGUAGES=1
LANGUAGES_00=zh-CN
BOOKMARK=zh-CN
DISCUSSION11=zh-CN
DOCLBW7=zh-CN
JOURNAL6=zh-CN
MAIL11=zh-CN
NOTEBOOK11=zh-CN
PERNAMES=zh-CN
RESRC11=zh-CN
TEAMRM11=zh-CN
TOOLBOX=zh-CN
CORE_FILES=zh-CN
1 これは AIX の例です。Linux の場合は、次のようになります。
CORE_PATH=/opt/hcl/domino/notes/latest/linux
例: IBM i
注: IBM i でのサイレントインストールの場合、OS400_SILENT=FALSE 設定は必須です。
OS400_SILENT=FALSE
INSTALL_TYPE=ADD
CORE_PATH=/QIBM/PRODDATA/DOMINO100001
CORE_DISPLAY_PATH=/QIBM/PRODDATA/DOMINO100001
DOMINO_ARCH=64
TOTAL_DATAPATHS=1
DATA_PATH_00=/local/notesdata
TOTAL_LANGUAGES=1
LANGUAGES_00=ja
BOOKMARK=1
DISCUSSION11=ja
DOCLBW7=ja
JOURNAL6=ja
MAIL11=ja
NOTEBOOK11=ja
PERNAMES=ja
RESRC11=ja
TEAMRM11=ja
TOOLBOX=ja
CORE_FILES=ja
1 日本語の ADD インストールタイプでは BOOKMARK は使用できないため、言語コードは省略されています。