Web ナビゲータをプロキシサーバー経由でインターネットに接続する

Web ナビゲータのインターネット接続を設定する場合に、インターネットサービスプロバイダ (ISP) 経由で直接インターネットに接続する代わりに、プロキシサーバー経由で接続するように設定できます。プロキシを指定しない場合は、直接接続でインターネットにアクセスしてください。

始める前に

次の点を確認します。
  • プロキシがインターネットに接続されている
  • サーバー上で Web タスクが稼働している (つまり、Web ナビゲータが起動している)

手順

  1. Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
  2. [サーバー] セクションを展開し、[すべてのサーバー文書] をクリックします。
  3. Web ナビゲータサーバーのサーバー文書を開きます。
  4. [ポート] > [プロキシ] タブをクリックし、以下のフィールドに入力し、文書を保存します。
    1. [プロキシ] タブのフィールド

    フィールド

    Enter

    HTTP プロキシ

    プロキシの名前か IP アドレスと、HTTP ページにアクセスするポートを入力します。

    FTP プロキシ

    プロキシの名前か IP アドレスと、FTP ページにアクセスするポートを入力します。

    Gopher プロキシ

    プロキシの名前か IP アドレスと、Gopher ページにアクセスするポートを入力します。

    TLS セキュリティー・プロキシ―

    プロキシーの名前か IP アドレスと、インターネット・サーバー (TLS 使用) のページを参照する際に使用するポートを入力します。

    HTTP トンネルプロキシ

    値は入力しないでください。

    このフィールドは、NRPC (Notes® Remote Procedure Calls) の送信に使用されます。NRPC は、Notes®Domino® のアーキテクチャ層で、複製やメールなどのサービスを制御します。NRPC は Web ナビゲータの通信には使用されません。

    SOCKS プロキシ

    プロキシの名前か IP アドレスとポートを入力します。

    プロキシーの名前か IP アドレスを [TLS セキュリティプロキシ:] フィールドと [SOCKS プロキシ:] フィールドの両方に入力した場合、Domino® では [TLS セキュリティプロキシ:] フィールドの設定が使用されます。

    プロキシの名前か IP アドレスを [HTTP プロキシ:] フィールドと [SOCKS プロキシ:] フィールドの両方に入力した場合、Domino® では [SOCKS プロキシ:] フィールドの設定が使用されます。

    これらのホストとドメインにはプロキシを使用しない

    プロキシを経由せずにアクセスしたいホスト名とドメイン名を入力します。インターネット上のドメインか内部のイントラネットドメインにアクセスする際にプロキシを無視できます。

    このフィールドでは IP アドレスを使用できないため、名前を入力するようにしてください。複数の名前を入力する場合は、カンマか改行で区切るようにしてください。ワイルドカード (*) と文字を組み合わせて使用できます。例: *ibm.com や www.*.com。

  5. Web ナビゲータのサーバー文書を編集します。

Web ナビゲータのサーバー文書を編集する

このタスクについて

サーバーとインターネットとの間の接続が設定されていることを確認します。必要に応じて、プロキシサーバー経由でサーバーをインターネットに接続します。

手順

  1. Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
  2. [サーバー] セクションを展開し、[すべてのサーバー文書] をクリックします。
  3. Web ナビゲータサーバーのサーバー文書を開きます。
  4. [基本] タブをクリックします。
  5. [サーバーロケーション情報] セクションを開き、[サーバー] セクションに進みます。[InterNotes サーバー] フィールドに、Web タスクを実行するサーバーの階層名を入力します。ユーザーのロケーション文書にある [InterNotes Server] フィールドが空白の場合、デフォルトサーバーとなります。
  6. 文書を保存して閉じます。
  7. ユーザーが Web ナビゲータを使用できるように設定します。
  8. サーバー上で Web タスクを再起動します。