ID ボールトの制限

現在、ID ボールトには次のような制限があります。

  • 信頼されたボールトとパスワードのリセット権限に必要な相互認証を作成する場合、ボールトに保存するユーザー ID の親認証者の ID ファイルにアクセスする必要があります。この相互認証の作成時は、CA プロセスを使用することはできません。また、この認証者 ID での認証機関のキーロールオーバーはサポートされていません。
    注: ユーザーをボールトに登録する場合、CA プロセスを使用することができます。
  • スマートカード対応 ID をボールトに格納することはできません。
  • ボールトのレプリカはすべて同じ Domino® ドメイン内に存在し、すべてのボールトユーザーがそのドメインにホームサーバーを持っている必要があります。ただし、異なる組織の認証者によって管理されているすべてのユーザーが同じ Domino® ドメイン内にホームサーバーをボールトとして持っている場合、全員が 1 つのボールトを使用することができます。