インターネットとイントラネットの匿名アクセス

匿名アクセスを設定すると、インターネットクライアントとイントラネットクライアントからサーバーにユーザー名を識別されることなくアクセスできます。これらのクライアントからのデータベースへのアクセスは、HCL Domino® によってログファイルや [ユーザーの使用状況] ダイアログボックスなどには記録されません。

匿名アクセスでは、サーバー上のデータベースに誰がアクセスしているかは分かりません。したがって、クライアントの ID、つまりクライアントの名前とパスワードを使用して、データベースや設計要素へのアクセスを制御することはできません。データベースに誰がアクセスしているかを知る必要がない場合や、クライアントの ID を基にアクセスを制御する必要がない場合に、匿名アクセスを使用してください。

LDAP、HTTP、SMTP、IIOP を実行するサーバーであれば、TCP/IP と TLS のどちらか一方か、その両方で匿名アクセスを使用できます。サーバーで使用できるインターネットプロトコルのそれぞれに対して、セキュリティの適用方法を指定できます。たとえば、HTTP 接続では TLS を使用可能にし、TCP/IP を使用する LDAP 接続では名前とパスワードによる認証を必要とするように設定できます。

匿名アクセスに加えて、名前とパスワードによる認証と TLS クライアント認証も有効にできます。したがって、ユーザーは、サーバーへの接続にどんな認証方法でも使用できます。たとえば、TSL クライアント証明書を持っているユーザーは TLS を使用してサーバーにアクセスし、TLS クライアント証明書を持っていないユーザーは匿名でサーバーにアクセスするといったことが可能です。