データベースに記録してデータベース使用状況を管理する

Statlog を実行すると、デフォルトで、全データベースの [ユーザーの使用状況] ダイアログボックスにデータベース使用状況が報告されます。特定データベースについて[ユーザーの使用状況] ダイアログボックスへの報告を無効にしても、次に Statlog が実行されたとき、[ユーザーの使用状況] ダイアログボックスへの報告がまた有効になります。

[ユーザーの使用状況] ダイアログボックスへの自動記録を無効にする

このタスクについて

Statlog が使用状況を [ユーザーの使用状況] ダイアログボックスに自動的に記録しないようにするには、NOTES.INI ファイルに No_Force_Activity_Logging=1 を追加します。このとき、必要に応じてデータベースごとの使用状況記録を有効にすることができます。[ユーザーの使用状況] ダイアログボックスに使用状況を記録すると各データベースのサイズが 64 KB 増えるため、使用状況が自動的に記録されないようにして、サーバーのディスク容量を節約する方法もあります。

ヒント: データベースのパフォーマンスを向上するには、使用状況の自動記録を無効にします。
注: No_Force_Activity_Logging を使用している場合でも、Statlog はログファイル (LOG.NSF) に使用状況を報告します。

個々のデータベースで [ユーザーの使用状況] ダイアログボックスへの使用状況記録を有効にする

このタスクについて

サーバー管理者が NOTES.INI ファイルで No_Force_Activity_Logging 設定を使用して、使用状況がデータベースに自動的に記録されないようにした場合でも、個々のデータベースで記録を有効にできます。

手順

  1. データベース ACL で自分に [管理者] のアクセス権が設定されていることを確認します。
  2. データベースを開き、[ファイル] > [アプリケーション] > [プロパティ] を選択します。
  3. [情報] タブをクリックし、[ユーザーの使用状況] をクリックします。
  4. [アクセスの記録] を選んで使用状況記録を有効にします。
  5. オプション: [使用状況を公開しない] を有効にします。こうすると、データベース ACL で [設計者] 以上のアクセス権が設定されたユーザー以外は使用状況を表示できません。
  6. 「OK」をクリックします。

個々のデータベースで [アクセスの記録] ダイアログボックスへの使用状況記録を無効にする

このタスクについて

使用状況記録を有効にする際の手順と同じですが、手順 4 では [アクティビティ記録] の選択を解除します。使用状況記録を無効にすると、[ユーザーの使用状況] ダイアログボックスにある既存の使用状況統計もすべて削除されます。