インストールまたはアップグレード時に Notes クライアントのシングルログオンを有効にする

Notes® のインストールまたはアップグレード時にクライアントシングルログオンを有効にする場合は、ここで説明する手順を実行します。クライアントシングルログオンは、ユーザーの Windows™ パスワードを Notes パスワードに同期します。

このタスクについて

ユーザーインターフェースベースの Notes インストール実行可能ファイルを使用する場合の手順を以下に示します。UI に対応していないインストールやアップグレードで統合する場合は、変換を使用してクライアントシングルログオンを有効にすることができます。

注: クライアントシングルログオンが既にインストールされているかどうかを確認するには、[ファイル] > [セキュリティ] > [ユーザーセキュリティ] > [基本] をクリックします。クライアントシングルログオン機能がインストールされていれば、[OS のログインを使って Notes にログインする] オプションが有効になります。

HNotes のパスワード入力画面を表示しないようにするには、Notes クライアントシングルログオンの代わりに Notes 共有ログイン (NSL) を使用することを検討してください。Notes 共有ログインには、ポリシーを使用して設定を有効にできるなどの利点があります。Notes 共有ログイン (NSL) は、ID ボールトと連携するように設計されています。Notes 共有ログインは、ポリシー設定によって有効にされます。Notes クライアントシングルログオンがインストールされている場合、その機能をアンインストールしてから Notes 共有ログイン (NSL) を有効にする必要があります。

Notes 共有ログインを使用する場合は、クライアントシングルログオンを有効にしないでください。関連情報については、「Notes 共有ログインを利用して、パスワードを求めるプロンプトが出ないようにする」を参照してください。

手順

  1. Notes インストールまたはアップグレードプログラムを開始します。
  2. Notes 機能オプションを展開し、[クライアントシングルログオン] を有効にします。
  3. インストールまたはアップグレードが完了したら Notes を再起動し、Windows OS と同じパスワードを Notes のパスワードとして指定します。
  4. Notes を終了してコンピュータを再起動します。
  5. ログイン画面で Windows のパスワードを使用してコンピュータにログインします。
  6. Notes を起動して、パスワードの入力画面が表示されないことを確認します。