iNotes エージェントの使用

エージェントを使用して、HCLiNotes® のフォームまたはサブフォームのデータを処理または操作することができます。

このタスクについて

iNotes エージェントには、QueryOpen と QuerySave の 2 つがあります。これらのエージェントは、Web エージェントの WebQuerySave と WebQueryOpen に相当します。iNotes エージェントを使用してカスタマイズするフォームを決める場合は、フォームの使用頻度に注意してください。処理対象とする特定のページでのみ実行されるようにエージェントを設計してください。頻繁に実行されるフォームやサブフォームをエージェントで処理すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。

エージェントの作成

このタスクについて

HCL Domino® DesignerHCLDomino Web Access エージェントを作成するには、カスタマイズしたいフォームの辞書に 2 つの NOTESVAR を追加します。NOTESVAR は、QueryOpen エージェントと QuerySave エージェントの名前を指定します。これらのエージェントは、ユーザーのメールファイル、メインの iNotes フォームファイル、FORMS85.NSF、または拡張フォームファイルで指定することができます。Domino設計者 で、エージェントが処理するフォームまたはサブフォームに対応する Custom_xxx_Dictionary サブフォーム内の <NotesDictionary> ブロックに、以下の行を追加します。

 <NOTESVAR NAME={$$QueryOpenAgent} VALUE={'(agentname)'}>
 <NOTESVAR NAME={$$QuerySaveAgent} VALUE={'(agentname)'}>

このタスクについて

QueryOpen エージェントと QuerySave エージェントを、メモ、返信、履歴付き返信の各フォームに追加するには、拡張フォームファイルを開き、$$QueryOpenAgent と $$QuerySaveAgent の各 NOTESVAR を Custom_MailMemoDictionary_Lite サブフォームに追加します。例えば、testopen と testsave という名前を使用する場合、編集後のサブフォームは以下のようになります。

   <NotesDictionary>
   <NOTESVAR NAME={$$QueryOpenAgent} VALUE={'(testopen)'}>
   <NOTESVAR NAME={$$QuerySaveAgent} VALUE={'(testsave)'}"
   </NotesDictionary>

Web エージェントの作成と使用については、Domino設計者 ヘルプの「Web アプリケーション用に Domino をプログラミングする」セクションを参照してください (http://www-10.lotus.com/ldd/ddwiki.nsf/xpViewCategories.xsp?lookupName=Product%20Documentation)。