拡張 ACL ターゲットでのサブジェクトのアクセス権設定を修正または削除する

拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのアクセス権を修正できます。ターゲットからサブジェクトを削除して、そのターゲットからそのサブジェクトのアクセス権設定を削除することもできます。

拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのアクセス権を修正するには

このタスクについて

拡張 ACL ターゲットでのサブジェクトのアクセス権設定を修正するには、「拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのアクセス権を設定する」(関連リンク内) の手順に従います。ただし、サブジェクトを追加するのではなく選択します。

[拡張アクセス: ターゲット] ダイアログボックスでサブジェクトを選択したとき、サブジェクトのアクセス権設定がグレーアウトされている場合は、その設定を変更する権限を持っていることを確認してください。データベース ACL での [管理者] のアクセス権、またはデータベース ACL での [編集者] アクセス権と選択したターゲットに対する [管理] アクセス権が必要です。

変更に必要なアクセス権があるにもかかわらず、サブジェクトのアクセス権設定がグレーアウトされている場合は、選択したターゲットに対するサブジェクトのアクセス権が、上位ターゲットで範囲 [このコンテナとすべての子コンテナ] を指定して設定されています。この場合、次のいずれかを実行します。

  • 選択したターゲットで、[追加] をクリックし、選択したターゲットにサブジェクトを追加し、そのターゲットでサブジェクトに異なるアクセス権を設定します。親ターゲットで設定されたアクセス権は、選択したターゲットに対する新しいアクセス権で上書きされます。範囲 [このコンテナとすべての子コンテナ] を選択すると、新しいアクセス権が選択したターゲットのすべての下位文書にも適用されます。範囲 [このコンテナのみ] を選択すると、選択したターゲットの直下範囲内に分類されている文書が新しいアクセス権設定を継承します。ただし、選択したターゲットの下位カテゴリの文書は、親ターゲットで指定されたアクセス権設定を保持します。
  • 上位ターゲットを選択し、そのターゲットのサブジェクトを選択し、そのアクセス権を変更します。サブジェクトのアクセス権がグレーアウトされているターゲットも含めて、このターゲットの範囲内に直接含まれる文書と、そのターゲットのすべての下位カテゴリに含まれる文書に変更が適用されます。

拡張 ACL ターゲットからサブジェクトのアクセス権設定を削除するには

始める前に

次のレベルのアクセス権のいずれかを持っていることを確認します。
  • データベース ACL で [管理者] のアクセス権限が設定されている。
  • データベース ACL での [設計者] または [編集者] アクセス権と、サブジェクトの削除元のターゲットに対する [管理] 拡張 ACL アクセス権。このアクセス権は、データベース管理者またはそのターゲットに対する [管理] アクセス権を持つ者が与える必要があります。

このタスクについて

ターゲットでサブジェクトに対して指定されているアクセス権を削除するには、拡張 ACL ターゲットからサブジェクトを削除します。

手順

  1. 拡張 ACL が含まれるデータベースを開き、[ファイル] > [アプリケーション] > [アクセス制御] を選択します。
  2. [基本] を選択して、[拡張アクセス] をクリックします。
  3. [対象] ボックスで、サブジェクトの削除元となるターゲットを選択します。
  4. [アクセスリスト] ボックスで、削除するサブジェクトを選択し、[削除] をクリックします。
  5. [OK] をクリックします。[終了する前に保存しますか?] というプロンプトが表示されたら、[はい] をクリックして変更を保存し、[拡張アクセス: target] ダイアログボックスを閉じます。
  6. [OK] をクリックして、[アクセス制御リスト] ダイアログボックスを閉じます。