iNotes の RSS フィードの有効化

メールポリシー設定または notes.ini ファイル変数を使用して、HCLiNotes® メールの RSS フィードを有効にすることができます。

このタスクについて

フィードを有効にすると、受信ボックスにフィードアイコンが表示されます。さらに、ブラウザに組み込まれたフィードリーダーまたはブラウザ拡張を備えたフィードリーダーにより、ユーザーの iNotes 受信ボックスにフィードリンクが存在することが自動的に検出されます。フィードが有効になっている場合、ユーザーはフィードを購読することができます。これにより、フィードリーダーアプリケーションが新規メールを検出できるようになります。通常、匿名ユーザーは iNotes メールファイルにアクセスできないため、フィードリーダーアプリケーションは、メールサーバーに認証情報を格納して最新のフィードを取得できる必要があります。
注: 多数のユーザーが外部フィードリーダー内でこれらのフィードを購読すると、HCLDomino® メールサーバーへの HTTP トラフィックが増大する可能性があることに注意してください。
注: フォームベースの認証を使用する場合、外部フィードリーダーは Domino サーバーを適切に認証できません。デフォルトでは、フィード要求に対して基本認証が有効になります。

手順

  1. フィードを有効にするには、メールポリシー設定文書を編集または作成します。
  2. [HCL iNotes] > [設定] タブの [フィード機能の設定] で、以下のフィールドを設定します。
    • [フィードの設定] - フィードを有効にするには、この設定を使用します。この設定は、notes.ini ファイルの設定 iNotes_WA_Feeds をオーバーライドします。
    • [保護されたフィードの設定] - 非 HTTP の保護されていないフィードを有効にするには、この設定で [はい] を選択します。デフォルトでは、メールファイルに対する保護されたフィードだけが有効になり、フィードを取得する際に、安全でない認証が実行されることを防ぎます。
      ヒント: (オプション) HTTPS ではなく HTTP からフィードにアクセスできるようにするには、notes.ini ファイル設定の iNotes_WA_FeedsSecured=0 を変更します。デフォルト値は 1 です。
    • [フィードプロトコル名] - 受信ボックスページで通知されたフィードプロトコルをさらに詳細に制御するには、この設定を使用します。この設定は、[保護されたフィードの設定] が有効になっている場合のみ適用されます。これを指定しなかった場合は、フィードの通知が行われる現在のページと同じプロトコルが、通知されたフィードで使用されます。[フィードプロトコル名] 設定は、notes.ini ファイル設定の iNotes_WA_FeedsProtocol を上書きします。

フィードに対する基本認証の無効化

このタスクについて

デフォルトでは、iNotes は、フィードに対して基本認証を強制的に使用します。この認証は無効にすることができます。

手順

notes.ini ファイルの次の設定を使用します:
  • iNotes_WA_DisableForceBasicAuthForFeeds=1 Atom と RSS 要求の両方の基本認証を無効にします
  • iNotes_WA_DisableForceBasicAuthForRSS=1 RSS 要求のみの基本認証を無効にします
  • iNotes_WA_DisableForceBasicAuthForAtom=1 Atom 要求のみの基本認証を無効にします