Microsoft Windows 用に Domino SNMP Agent を設定する

以下の手順をプラットフォームごとに 1 回実行して、Microsoft™ Windows™ 用に Domino® SNMP Agent を設定します。

このタスクについて

Domino SNMP Agent を使用する前に、TCP/IP と SNMP がサーバーに正常にインストールおよび設定されていることを確認します。また、Domino の実行可能ファイルと Domino データディレクトリが検索パスにあることも確認します。

Windows SNMP Service を使用システムに追加する必要がある場合は、Windows SNMP Service を追加したらただちに Windows のサービスパックを再インストールできるように準備をしておきます。

Windows SNMP Service を設定するには、[コントロールパネル] の [ネットワーク] アイコンをダブルクリックし、[サービス] タブを選択します。次に [SNMP サービス] を選択し、[プロパティ] ボタンをクリックします。リモートから管理するインフラストラクチャ用には、適切なトラップ転送先とコミュニティ名を設定する必要があります。

Domino SNMP Agent は Windows サービスとして設定され、自動的に実行されます。したがって、Domino SNMP Agent がいったん設定されると、Domino が実行されていない場合も含めて、ほぼ常時実行されることになります。後日 Domino をアップグレードするときは、アップグレードプロセスを開始する前に、LNSNMP と Windows SNMP サービスを停止する必要があります。

手順

  1. LNSNMP サービスと SNMP サービスを停止します。次のコマンドを入力します。
    net stop lnsnmp
    net stop snmp
  2. Domino SNMP Agent をサービスとして設定します。このコマンドを入力します。
    lnsnmp -Sc
  3. SNMP サービスと LNSNMP サービスを起動します。次のコマンドを入力します。
    net start snmp
    net start lnsnmp

タスクの結果

以上で、Windows 固有部分の Domino SNMP Agent の設定作業は完了です。この後は、「Domino SNMP Agent の設定を完了する」で説明する手順に従ってください。

LNSNMP サービスを削除する

このタスクについて

Domino SNMP Agent のサービスとしての設定を設定し直す場合は、次のコマンドを入力します。

lnsnmp -Sd