Web レポートでの FIPS 暗号化の有効化

Web レポートがインストールされたら、FIPS 暗号化を使用して暗号化を行うように Web レポート・サーバーをセットアップすることができます。

FIPS 暗号化を有効にするには、以下の手順を実行します。

  1. 「BigFix 管理」ドメインから、「コンピューター管理」フォルダーを開き、「コンピューター」ノードをクリックします。
  2. Web レポート・サーバーを実行しているコンピューターを選択します。
  3. 右クリック・コンテキスト・メニューから、「コンピューター設定の編集」を選択します。
  4. 「設定の編集」ダイアログから「追加」をクリックします。
  5. 「カスタム設定を追加」ダイアログで、設定名を次のように入力します。

    _BESClient_Cryptography_FipsMode

    この設定の値は、以下のとおりです。

    必須
    クライアントが FIPS 暗号化を使用して暗号化を行うようにします。
    なし
    FIPS 暗号化は使用されません。
    注: クライアント設定 _BESClient_Cryptography_FipsMode は BES クライアントと Web レポート・コンポーネントのマストヘッドで指定した FIPS 設定を上書きします。値を「なし」に設定すると、BES クライアントと Web レポート・コンポーネントは FIPS ライブラリーを使用しません。値を required に設定すると、FIPS ライブラリーを使用します。
  6. 「OK」をクリックして値を受け入れ、再度「OK」をクリックして設定を完了します。設定アクションを適用するには、秘密鍵パスワードを入力する必要があります。