Nmap スキャン・ウィザードの使用

Nmap スキャナーを要件に合わせてカスタマイズする方法について説明します。

Asset Discovery Nmap スキャン・ウィザードを使用すると、Nmap スキャン・プログラムのさまざまな側面を変更できます。以前に指定したスキャン・ポイントを使用して、ネットワークの定期的な Nmap スキャンをスケジュールすることができます。

注: Nmap スキャン・プログラムを実行するには、UnmanagedAssetImporter -NMAP サービスがサーバー上で実行されていることが必要です。
注: Linux システムで SELINUX が適用されている場合、Nmap スキャンは実行できません。

ナビゲーション・ツリーの 「スキャニングを管理」 ノードの下にある 「スキャン・ウィザード」 をクリックします。

右側にウィザードが表示されます。

まず、スキャンのタイプを選択します。ローカル・サブネットをスキャンするか、特定のホストをスキャンすることができます。「次へ」をクリックします。

「ローカル・サブネットをスキャンする」を選択した場合は、次の画面で、このスキャンの固有パラメーターを設定します。ウィンドウの上部にある進行状況表示バーを確認してください。

この画面では、ポートのスキャン、オペレーティング・システム検出の実行、バージョン検出の有効化、および除外するホストのリストについて設定します。必要な選択を行って、「次へ」をクリックします。

次の画面では、Nmap Configuration 設定オプションの有効化、ping オプションの選択、その他の Nmap スキャン・オプションの入力ができます。必要な選択を行って、「次へ」をクリックします。

次の画面では、Fixlet のテキスト・フィールドをカスタマイズできます。Fixlet のタイトルと説明を編集できます。すべてのテキスト・フィールドをカスタマイズしたら、「完了」をクリックして、プライベート・キーのパスワードを入力します。

これにより、ウィザードで入力した固有のパラメーターおよびカスタマイズが含まれる Fixlet が表示されます。「説明」フィールドのテキストを確認し、「アクション」ボックス内の該当するリンクをクリックして、Nmap スキャンを実行します。