「アクション・ベース」タブ

「スキャン構成」 > 「探査オプション」 > 「アクション・ベース」タブ。

このタブでは、アクション・ベース探査に影響を及ぼす設定を構成します。このタブは、「メイン」タブで「アクション・ベース探査方法」を選択した場合のみアクティブになります。
設定 詳細
全般
探査タイムアウト (分) サイトのアクション・ベース探査のデフォルト時間制限は 30 分です。この時間が経過すると、サイトの探査が完了していない場合でも探査ステージが停止します。

AppScan がこの時間内にサイトの重要な部分を探査できない場合には、このタイムアウトを延長できます。

ページでアクションを起動する前の最小待ち時間 (ミリ秒単位) AppScan は、探査を開始する前に、ページが完全に読み込まれたことを識別しようとします。
最小待ち時間をここに追加した場合、AppScan は常にこの設定を最小待ち時間として使用します (ページが読み込まれたことを検出した場合でも)。ただし、ページが読み込まれていないことを検出した場合には、さらに長く待機します。
ヒント: 探査データをレビューしているときに、AppScan がページで可能なすべてのアクションを実行できていないことが確認された場合には、動的な待ち時間が短すぎる可能性があります。また、ブラウザーを有効にしておけば、スキャン中にこれを確認することもできます。
  1. 「ツール」>「オプション」> 「詳細」に移動します
  2. SessionManagement:ShowActionBasedPlayerWindow を見つけ、設定を True に変更します。
  3. スキャンを実行します。スキャン時にブラウザーが開き、AppScan がサイトを探査する様子を見ることができます。現在のページが完全に読み込まれる前に新しいページへと続行されることに気づいた場合は、待ち時間を増やすと問題が解決することがあります。
注: この設定を変えると探査時間に影響が及ぶ可能性があるため、探査タイムアウト (上記) を増やすことも検討するとよいでしょう。
動的ページ読み込みの自動検出 デフォルトでは、AppScan はアクティブに動的ページ・コンテンツを検出して、そのようなページを処理します。まれに、これが原因でページが正しく読み込まれず、スキャン範囲に影響が及ぶことがあります。
ヒント: この問題を識別するには、以下を行います。
  1. 「ツール」>「オプション」> 「詳細」に移動します
  2. SessionManagement:ShowActionBasedPlayerWindow を見つけ、設定を True に変更します。
  3. スキャンを実行します。スキャン時にブラウザーが開き、AppScan がサイトを探査する様子を見ることができます。通常のブラウザーで正しく読み込まれるページがスキャン中に正しく読み込まれないことに気づいた場合は、このチェック・ボックスをクリアすると問題が解決することがあります。
フィルター
同一 DOM 要素のアクションをスキップする AppScan は、さまざまな基準に基づいて、前のページですでに実行したアクションを特定します。実際は異なっているのに DOM 要素が原因で同一に見えるアクションがサイトに含まれている場合、AppScan は誤ってそれらのアクションを無視することがあります。その場合は、このチェック・ボックスをクリアしてください。
注: 同じアクションを数回、実際にAppScan 繰り返すことでそれらが本当に同じであることを確認してから、今後の反復を無視するようになります。
機械学習を使用して重複アクションの分析およびスキップする AppScan 機械学習を使用して探索のステージの効率を改善します。AppScan は、サイトの既に発見されている部分につながる可能性のあるアクションを予測して、それらを避けることができます。

コンテンツのみ異なるページがサイトに多く含まれている場合には、この機能によりサイトのカバー範囲を大幅に拡大することができます。正確な拡大範囲はサイトによって異なります。

スキップするアクション これは、スキャン、またはアプリケーションにさえも悪影響を及ぼすため AppScan が無視すべきアクションのリストです。スキップするアクションは、アクションの DOM 要素の Idname、または ng-model 属性に基づいて特定されます。DOM 要素属性の Idname、または ng-model にリスト内の語句のいずれかが含まれているアクションはスキャンから除外されます。

このリストに項目を追加したり、リストの項目を編集および削除できます。