GSC の使用

Generic Service Client (GSC) は、ご使用の Web サービスの WSDL ファイルを使用して、単純なインターフェースで使用可能なサービスを表示し、ユーザーによるパラメーターの入力や結果の表示を可能にします。GSC インターフェースを使用して Web サービスを手動で探査することで、AppScan は、ユーザーの入力を使用して適切なテストを作成することが可能になります。

GSC は、WSDL ファイルで定義されている Web サービスの探査に使用されます。ただし、ご使用のサービスに WSDL ファイルがないか、サービスが SOAP セキュリティー・エンベロープを使用しない場合、あるいはステージの探査に使用したい独自のアプリケーションを持っている場合は、代わりにモバイル・デバイス、エミュレーター、またはシミュレーターと、記録プロキシーとして構成されている AppScan の組み込み外部トラフィック・レコーダーを使用することができます (詳しくは、記録プロキシーとして AppScan を使用を参照)。

GSC を使用する場合:
  1. AppScan インストール中にこの操作を実行するように選択していない限り、GSC は AppScan にインストールされません。GSC をインストールするには、「スキャン」>「GSC のダウンロード」をクリックし、オンラインの手順に従います。
  2. AppScan では、「スキャン」>「GSC の起動」をクリックします
  3. 詳しくは、GSC を使用した Web サービスの探査を参照してください。

いくつかのパラメーターをサービスに送信して応答を受信し、GSC を閉じたら、「テストのみ実行」をクリックして、入力に基づいた自動スキャンを開始します。(探査ステージは GSC を使用したマニュアル探査中に完了するため、このスキャンは実際にはテスト・ステージのみです。)

クライアント側の証明書なしで SSL を使用する場合、(AppScan 8.0 に付属しているバージョンの GSC を使用するのであれば) GSC を特別に構成する必要はありません。CCS の場合の構成の詳細については、GSC インフォメーション・センターを参照してください。GSC インフォメーション・センターにはメイン GSC ツールバーからアクセスすることができます。

注: AppScan GSC が開いている間は は開いたままですが、GSC が閉じられるまで機能しません。
注: GSC ヘルプ・ファイルで説明されているいくつかの機能は、AppScan® を通じて使用している場合には適用されないことがあります。