インストール構成ウィザードの起動

このトピックでは、インストール構成ウィザード (カスタムまたはサイレント・インストール・ファイルの作成に使用されるウィザード) を起動する方法について説明します。

このタスクについて

管理者は環境変数 OUNCE_CONFIG_FILE を定義し、それをインストール構成設定を保持するプロパティー・ファイルにポイントして、構成ツールを開始します。これにより、このファイルを使用して、カスタム・インストールまたはサイレント・インストールが実行されます。

手順

  • Windows システムの場合は、以下のコマンドを発行します。
    set OUNCE_CONFIG_FILE=<path>
    AppScanSrc_Installer.exe

    ここで <path> は、インストール設定が含まれるプロパティー・ファイルの完全修飾パスとファイル名です。例えば、 set OUNCE_CONFIG_FILE=C:\install.properties を発行すると、インストール設定がそのファイルに保存されます。

    setup ファイルを含むロケーションからコマンドを実行していない場合、そのロケーションにディレクトリーを変更するか、コマンドをファイルのロケーションで修飾するようにしてください。

    あるいは、Windows システム・プロパティーで環境変数を設定した後、 AppScanSrc_Installer.exe ファイルをダブルクリックするか、コマンド・ラインから起動します。

  • Linux システムの場合は、以下のコマンドを発行します。
    export OUNCE_CONFIG_FILE=<path>

    ここで <path> は、インストール設定が含まれるプロパティー・ファイルの完全修飾パスとファイル名です。

    その後、ウィザードを起動します。32 ビット・システムで、 setup.binを実行します。64 ビット Linux システムの場合は、「 "グラフィカル・インストールは vm でサポートされていません" というエラーが発生する AppScan Source のインストール」を参照してください。

    setup ファイルを含むロケーションからコマンドを実行していない場合、そのロケーションにディレクトリーを変更するか、コマンドをファイルのロケーションで修飾するようにしてください。

タスクの結果

ファイル名が既存で、かつ有効である場合は、カスタム・ウィザードによって、ファイル内のプロパティーがデフォルトのプロパティーとして使用されます。構成は、既存のファイル名か、新しいファイル名で保存できます。ファイル名が存在しない場合、ウィザードは AppScan® ソース のデフォルト・プロパティーを使用します。構成の保存時には、指定されたファイル名がデフォルトとして表示されます。