WebSphere アプリケーション・サーバー Liberty プロファイル用のプリコンパイル済み JavaServer Pages の生成

WebSphere® アプリケーション・サーバー Liberty プロファイル (WebSphere アプリケーション・サーバー バージョン 8.5 以上) からアプリケーションをインポートする場合、手動での JSP プリコンパイルが必要です (Liberty プロファイルにはスタンドアローンの JSP コンパイラーは含まれていません)。このトピックで、手動による JSP プリコンパイルをセットアップするために必要な手順を説明します。

手順

  1. WebSphere アプリケーション・サーバーNetwork Deployment Knowledge Center に記載されている、Liberty プロファイル・サーバーを作成するための手順に従います。WebSphere アプリケーション・サーバー バージョン 8.5.5 の場合は、「開発者ツールを使用した Liberty プロファイル・サーバーの作成」のトピックを参照してください。
  2. Liberty プロファイル server.xml ファイルで、これを server description セクションに追加します。
        <jspEngine prepareJSPs="0"/>
        <webContainer deferServletLoad="false"/>

    以下に例を示します。

    <server description="new server">
    
        <!-- Enable features -->
        <featureManager>
            <feature>jsp-2.2</feature>
            <feature>localConnector-1.0</feature>
        	  <feature>appSecurity-2.0</feature>
    		      <feature>restConnector-1.0</feature>
        </featureManager>
    
        <!-- To access this server from a remote client 
             add a host attribute to the following element, 
             e.g. host="*" -->
        <httpEndpoint httpPort="9080" httpsPort="9443" id="defaultHttpEndpoint"/>
    
    ...
        <jspEngine prepareJSPs="0"/>
        <webContainer deferServletLoad="false"/>
    ...
    </server>

    server.xml ファイルについては、 WebSphere アプリケーション・サーバーCenter で説明されています。WebSphere アプリケーション・サーバー バージョン 8.5.5 の場合は、「Liberty プロファイル: server.xml ファイルの構成要素」のトピックを参照してください。

  3. 以下のいずれかの方法を使用して、サーバーをデバッグ・モードで始動します。

タスクの結果

上述のステップを完了した後、Apache Tomcat と WebSphere アプリケーション・サーバー Liberty プロファイル・アプリケーション・サーバーからの既存の Java アプリケーションのインポート のステップに従い、Java アプリケーションを WebSphere アプリケーション・サーバー Liberty プロファイルからインポートします。