デフォルト・ユーザー・テンプレートを使用したユーザーの作成

標準的なユーザーが必要とするプロパティーの大部分を「デフォルト・ユーザー」テンプレートに指定して、新規ユーザーを作成するたびに自動的に使用されるようにすることができます。

このタスクについて

ユーザー・ロール: 製品管理者

注: デフォルトでは、「デフォルト・ユーザー」のユーザー・タイプは「QuickScan User」です。例えば、ほとんどのユーザーに対しレポートの確認のみを許可し、ジョブまたはレポート・パックの構成を実行できないようにするとします。「デフォルト・ユーザー」に「レポート利用者」ロールを付与し、それらのユーザーにアクセスを許可するフォルダーを選択できます。新規ユーザーが初めてログインするときに、それらのユーザーは自動的に「デフォルト・ユーザー」テンプレートのアクセス許可を付与されます。「管理」タブ > 「ユーザーおよびグループ」ページのユーザー・リストに「デフォルト・ユーザー」と表示されます。ユーザー・タイプが「制限付き」として示されている場合、そのユーザー・タイプには、自分にはない追加の管理許可があることを意味します。そのため、ユーザー・タイプを変更することはできません。変更できるのは、自分のアクセス許可レベル以下を持つユーザー・タイプのみです。例えば、「標準ユーザー」タイプを持っている場合、「管理者」ユーザー・タイプを変更することはできません。

新規ユーザーは「デフォルト・ユーザー」(フローティングまたは許可ユーザー) のライセンス・タイプを継承します。これは製品インスタンスの初回の構成時に設定されます。

手順

  1. 「管理」ビューに移動します。
  2. 「ユーザーおよびグループ」ページで、リストから「デフォルト・ユーザー」を選択します。
  3. 「ユーザーの編集」ページで変更を行い、「保存」をクリックします。

タスクの結果

新規ユーザーが、ユーザー・リストに Windows ネットワーキング・ユーザー名と氏名で表示されます。唯一の例外は、デフォルト・ユーザーに「No Access」ユーザー・タイプが割り当てられている場合です。この場合、新規ユーザーはアクセスが拒否され、新しいアカウントは作成されません。