問題状況の変化に影響されるフォルダー項目

問題を管理する際、フォルダー項目の種類によっては、問題状況の変化が影響することがあります。

レポート

レポート内の問題状況を変更すると、同一の問題のタイプを使用するレポートのすべてのインスタンスに影響します。例えば、アクセス可能性の確認 (イメージに対する Alt テキストの付与など) やセキュリティー・チェック (パラメーター値オーバーフローなど) の四つのレポートがある場合、それらのレポートの全インスタンスは、レポートのあるレポート・パックがどれかにかかわらず、問題状況の中の変化に影響されます。

状況の変化を見るためにジョブを再実行する必要はありません。レポート画面をリフレッシュして、問題管理の変更を直ちに確認します。

レポート・パック

問題状況の変化は、その問題を管理していたレポートを含むレポート・パックに影響します。レポート・パックを再実行し、それらの問題を含むレポートを更新します。そうしなければ、レポート・パックの問題要約が、管理していた問題を含むレポートと同期しなくなります。

ダッシュボード

影響されたレポート・パックを含むすべてのダッシュボードも影響されます。ダッシュボードを再実行し、管理していた問題を含むレポート・パックにおける結果を表示します。そうしなければ、ダッシュボードの問題要約が、管理していた問題を含むレポート・パックと同期しなくなります。

グラフィカル・ダッシュボードは以下のカウントを表示します。

  • すべてのレポート・パックまたは個々のレポート・パックに関する 問題の重大度の 履歴 (high, medium, low, または information)
  • レポート・パック別の 問題の重大度 (high, medium, low, または information)
  • すべてのレポート・パックまたは個々のレポート・パック別の 問題管理の履歴(open, in progress, fixed または reopened) 。問題数の増加または減少は、時間の経過 (各ダッシュボードの生成日) に沿って追跡されます。

スプレッドシートのダッシュボードは以下のカウントを表示します。

  • レポート・パック別の状況別の問題
  • レポート・パック別のレポート別の問題