サブジェクト代替名 (SAN) のサポート

ASE はサブジェクト代替名属性を使用した CAC 認証をサポートします。

Common Access Card (CAC) による認証 で説明されているステップに加えて、以下を実行します。
  1. server.xml ファイルを変更します。
    1. 以下で server.xml ファイルを見つけます。
      <install-dir>\AppScan Enterprise\Liberty\usr\servers\<ase instance name>\server.xml
    2. ファイルの <ldapRegistry> セクションで、以下の 2 つの属性を追加または編集して、以下のようにします。
      • certificateMapMode="CUSTOM"
      • certificateMapperId="customLdapMapper"
  2. SAN は他の属性を含む複合属性なので、構成 JAR ファイルで LDAP 属性を具体的に取り出すマッピングを指定する必要があります。
    1. ご使用の AppScan Enterprise インスタンスの SanAttributeReader.jar ファイルを見つけます。これは、以下にあります。
      <install-dir>\AppScan Enterprise\Liberty\usr\servers\ase\lib\ SanAttributeReader.jar
    2. SanAttributeReader.zip に名前を変更して、それに含まれる config.properties ファイルを取得します。
    3. 必要に応じて編集します。
    4. すべてが正常に機能することを検証したら、必ず「ロギング」の値を off に設定してください。