SSL 認証付き Web サービスのテストのワークフロー

このワークフローでは、WSDL ファイルが SSL 認証付きで常駐している Web サービスを探査する手順を説明します。

手順

  1. Web Services Explorer で GSC を起動します (「スタート」 > 「HCL AppScan Enterprise Server」 > 「Web Services Explorer」)。
    注: GSC は、AppScan® Enterprise Server で設定した認証メカニズムを継承しません。詳しくは、「Web Services Explorer ヘルプ」を参照してください。
  2. 以下のようにして、GSC で、新しいトランスポート構成を作成します。
    1. 「トランスポート」をクリックして、「トランスポート構成」タブを開きます。
    2. 「HTTP 構成を作成します」をクリックし、新規 HTTP 構成に名前を付けます。
    3. ダイアログ・ボックスの下部で、「SSL 接続」チェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。
    4. 「SSL 接続」に名前を付け、「サーバーを常に信用する」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
    5. 「OK」をクリックしてから、「呼び出し」をクリックし、「呼び出し」ビューに戻ります。
  3. 「WSDL ファイルの追加」アイコン (WSDL) をクリックします。
  4. 「URL からインポート」をクリックして、インポートする WSDL ファイルの URL を入力し、その宛先フォルダーを選択します。
  5. 「OK」をクリックして、メイン・ユーザー・インターフェースに戻ります。その左ペインに、Web サービスのツリーが表示されます。
  6. 以下のようにして、サービスを探査します。
    1. 「呼び出しライブラリー」で、WSDL、バインディング、および操作を展開し、呼び出し要素を選択します。要求をサービスに送信するためのインターフェースが、右ペインに表示されます。
    2. 右ペインの「メッセージ」タブに、送信する値を入力します。
    3. 右ペインの上部にある「トランスポート」タブをクリックします(これは、前出の「トランスポート」タブとは異なるタブです)。
    4. 「プロトコル構成」エリアで、「変更」をクリックし、リストから新しいプロトコルを選択します。
    5. 「メッセージ」タブをクリックして、もう一度前面に表示し、「起動」をクリックして、要求を送信します。メイン・ペインに結果が表示され、要求が、画面の左下の「呼び出しヒストリー」ペインに追加されます。
    6. 必要に応じて、その他のサービスについても操作を繰り返してください。
      注: サービスに送信する要求ごとに、「トランスポート・プロトコル」構成を新規構成に手動で変更する必要があります。
  7. 終了したら、GSC を閉じます。パッケージを保存するようにプロンプトが出されます。保存したら、AppScan Enterprise Server にパッケージをアップロードして、スキャン対象の一部として組み込むことができます。

次のタスク

スキャンを実行して、結果を表示します。