AppScan Enterprise が使用するポート

AppScan® Enterprise をデプロイするには、その前に、それぞれのコンポーネントをインストールされるコンピューター上で特定のポートが開かれている必要があります。

表 1. AppScan Enterprise が使用するポート

Port (ポート) コンポーネント プロトコル
80 Dynamic Analysis Scanner HTTP
443 Dynamic Analysis Scanner HTTPS
40001-40500 Enterprise Console と通信するためのマニュアル探査
40501-50000 Enterprise Console と通信するためのマニュアル探査 (複数インスタンス)
27000-27009 Rational License Server
注:
  1. Rational License Key Server は、AppScan Enterprise にフローティング・ライセンスを提供するために使用されます。AppScan Enterprise のフローティング・ライセンスをファイアウォールを介して使用できるようにするには、この技術情報を参照してください。License Key Server がファイアウォールの背後にある場合に開くべきポート
  2. ポート転送環境で運用するには、AppScan® Enterprise のシステム・プロパティーの構成を変更する必要があります。該当する設定の変更方法について詳しくは、HCL® サポート担当員にお問い合わせください。
TCP/IP
1433 AppScan Enterprise は、標準 OLE ドライバーと標準ポートを使用してデータベースと通信します。使用されているポートを確認するには、実行している SQL Server のバージョン固有の Microsoft SQL Server 資料を参照してください。

SQL Server 2008 (およびこれに近いバージョン) の場合は、この Microsoft の記事「How to: Configure a Windows Firewall for Database Engine Access」を参照してください。Microsoft SQL Server 6.5、7.0、および 2000 で使用されるポートの概要については、Microsoft の記事「TCP Ports Needed for Communication to SQL Server Through a Firewall」を参照してください。

構成ウィザードでは、SQL Server データベースへの接続にデフォルトでポート 1433 を使用します。ウィザードの「データベース接続」ウィンドウで、SQL Server 名、ポート番号、および接続先のデータベースの名前を入力します。

HTTPS
9443 AppScan Enterprise v9.0.1 以降の場合、Liberty サーバー (このポートは構成ウィザードで構成可能である点に注意してください)。

AppScan Enterprise v8.5 から 9.0.0.1 までの場合、Jazz Team Server でのユーザー認証 (ユーザー認証に Jazz を使用している場合)。

HTTPS
9444

アドバイザリーと推奨される修正を提供するために、node.js サーバーによって使用される「アドバイザリー・サービス・ポート」を構成します (このポートは構成ウィザードで構成が可能であり、HTTP を介して実行されることに注意してください)。9444 が既に使用されている場合、異なるポートを選択できます。
25 Dynamic Analysis Scanner の警告サービス SMTP
444 Dynamic Analysis Scanner の警告サービス SNPP