シーケンス変数

「シーケンス変数」ペインには、記録されたシーケンス中に受信されたすべての変数がリストされます。AppScan® がセッション ID として認識するこの変数は、スキャン中に追跡されるパラメーターおよび Cookie のグローバル・リストに自動的に追加されます (パラメーターおよび Cookieを参照してください)。これらには「追跡対象」列にチェック・マークが付けられ、追跡中であることが示されます。



変数の追跡

変数の状況を変更するには、変数を選択し、「追跡済み」チェック・ボックスを選択または選択解除します。変数が「追跡済み」である場合、AppScan は、常に最後に受信したバージョンを送信し、「セッション内」状態を保持します。

変数を「追跡対象ではない」と指定すると、パラメーターおよび Cookie のグローバル・リストから除去されることに注意してください (パラメーターおよび Cookie を参照)。

変数の形式の定義

AppScan が (テスト・ステージ中に) 有効な代替バージョンのパラメーター (場合によって異なる) を送信できるようにするには、パラメーターの形式を定義します。
  • パラメーターを右クリックし、以下の「ダイナミック値」オプションのいずれかを選択します。
    • ランダム整数 (1 から 1000)
    • 増分整数 (1 から開始、1 ずつ追加)
    • ランダム文字列 (5 個のランダム文字)
    • 日時 (MMddyyHHmmss)
    • 日付、時間、およびミリ秒 (MMddyyHHmmssSSS)
    • ランダム E メール・アドレス
例えば、シーケンスで新規ユーザーを登録し、新規 E メール・アドレスを毎回入力することがプロセスで必要となる場合 (そのため、サイトは「既存のユーザー」ページではなく登録プロセスを開始することになります)、「ランダム E メール・アドレス」として変数を定義します。その結果、変数が含まれるテスト要求が送信されるたびに、異なる E メール・アドレスが使用され、AppScan はさまざまな登録ページをテストすることができます。
注: 変数の値の変更方法について詳しくは、IBM 技術情報を参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21327313