AppScan Central Platform のインストール

AppScan Central Platform のインストールは複数のステップで構成されています。
  1. ASCP インストール・キットをターゲットのインストール・ディレクトリーにダウンロードします。
  2. 自己解凍型インストール・ファイルを使用して ASCP をインストールします。
注: ターゲット・システムで、すべてのインストールおよび構成作業を管理者として実行します。

ASCP のインストール

ASCP をインストールするには、以下のようにします。
  1. HCL License and Download Portal から ASCP インストール・パッケージをダウンロードします。
  2. 次を実行して、インストーラーに実行可能許可を設定します。
    $ chmod +x [AppScan360 package]
  3. パッケージがダウンロードされたフォルダーで、自己解凍型インストール・ファイルを実行します。
    [AppScan360 package] -- $PWD
    注: このコマンドは、HCL License and Download Portal からキット・ファイルがダウンロードされた場所と同じ場所に ASCP がインストールされることを前提としています。
    別のディレクトリーにインストールするには、--target コマンドを使用してそのディレクトリーを指定します。以下に例を示します。
    • パッケージが /var/tmp/appscan/ascp/1.2.9 にダウンロードされており、
    • 構成ファイル (singular-singular.clusterKit.properties) もこの場所にあります。
    • インストール・パッケージの名前は AppScan360_v1.2.0.run で、
    • ターゲットのインストール場所を /var/opt/appscan/ascp/1.2.9 とした後、次を実行します。
    ./AppScan360_v1.2.0.run --target /var/opt/appscan/ascp/1.2.9 -- $PWD
    注: インストール・ログ・ファイルは [AppScan360 extraction folder]/logs にあります。

インストール・プロセスでは、自己生成要素 (自己署名ルート CA 証明書、秘密鍵など) がいくつか明示されます。これらはすべて、インストールの最後に構成ファイル (singular-singular.clusterKit.properties) に書き込まれます。

数分後、AppScan 360° がインストールされ、使用できる状態になったことを示す確認メッセージが表示されます。
重要: スキャンを実行するには、ライセンス・キーを使用して AppScan 360° をアクティブ化する必要があります。